奈良への旅3
翌日は斑鳩に行きました。法隆寺の手前にある法起寺は聖徳太子が法華経を講説したという岡本宮を寺に改めたもの。太子が建立した七つの寺のうちの一つで、三重塔としては日本最古(606年)。もう少しで稲穂が出ようという水田に囲まれたまさに日本の原風景とのいえる印象深い景色でした。
じっと見つめているうちに、風になびいた雲が美しい波紋を描きました。
帰りがけに、興福寺の夜景を一枚。この五重塔は730年の建立ですが、5回も焼失し、現在のものは1426年に再建されました。法起寺もこれもいずれも国宝です。
最後はやっぱりこれでしょう。興福寺の至宝、国宝館にある阿修羅像。少年のような若々しさの中に漂う張り詰めた緊張感。だれもが魅入られてしまう日本が誇る珠玉の仏像です。ただし、撮影は禁止なので複写したものです。
また、時々は日本の風景を紹介しようと思っています。
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