広島・原爆投下の日2
平和記念公園の一角に「原爆の子の像」があります。この像のモデルは佐々木禎子さんという少女です。彼女は2歳のときに爆心地から2キロの自宅で被爆しました。その時は外傷もなく、元気に成長しましたが、10歳で白血病を発病、8ヶ月の闘病の末に亡くなりました。病床で回復を願って毎日、薬の包み紙や包装紙などで鶴を折り続けました。その数は1300以上にもなったということです。懸命に生きようとした彼女の物語は、ヒロシマの悲劇の象徴として今でも語り継がれています。
この日も公園で禎子さんの物語を語る催しが行われていました。その後方で当日の新聞を読む女性の姿もありました。
かすかに赤味のさす夕空に向かって、折鶴を掲げた少女の像が浮かび上がります。
平和記念資料館の壁面には式典の名称が大きな文字で掲示されていました。祈りの泉と名付けられた館手前の噴水が、その文字を霞ませていました。
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