ガウディ カサ・バトリョ2
今回の旅の中でも、最も訪れたかった場所が、このバトリョの主階サロンでした。うねるように切り取られた大きな窓から差し込む地中海の光と、対照的に闇で型取られる室内の陰影。その強烈なコントラストは、動的な迫力でそこにたたずむ者に迫ってきます。例えれば、巨大な動物、鯨のノド元に座って、大きく開いた口を通して外界を見る、といった感じでしょうか。
主階に通じる階段もまた、一筋縄ではいかない代物です。踏み板、手すり、側板、すべてが一体となって上へ這い登って行くイメージです。
主階への入口。こんなに優しい暖かさで、迎えてくれます。
サロンの前の部屋で見つけたのは暖炉。耐火陶板が使われ、何もここまで、と思うくらい徹底して曲線が駆使されていました。
サロンの天井に設置された照明。金属の枠で縁取られた円形の花びらとでも形容したらいいのでしょうか。
その周辺に広がる天井の渦巻き模様は、ダ・ヴィンチのスフマート技法で描いたかのように、全く輪郭がありません。最初、手ブレで写真がボケたのかと思ったほど。窓の強烈なコントラストと同じ部屋にこのような渦巻きが同居する、不思議な空間。
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コメント
こんにちは!
本当に、実物の建物なのかと思うくらい、曲線が優雅ですね~。
階段の意匠だけは、なんだか昆虫っぽくて苦手ですが…。
投稿: がーこ | 2009年11月19日 (木) 10時35分
がーこ様
いつも有難うございます。この建物は以前行った時には内部の見学は出来なかったのですが、今回はじっくり見ることが出来ました。しかも今は日本語のオーディオガイドまであって、ビックリ。イタリア編は、もう少し待ってくださいね。
投稿: gloriosa | 2009年11月19日 (木) 19時57分