« 2010年2月 | トップページ | 2010年4月 »

2010年3月

おもしろドアノブ2

P1010148

 ドアノブ特集の2回目です。これはジュデッカ運河に面したザッテレ河岸通りで見つけたもの。老練な錬金術師?といった風情ですね。

P1010195

 こちらは典型的な執事風ドアノブ。しっかり上半身が造形されているのは珍しい。

P1010145

 アラブの王様かな?

P1010244

 上にライオン、下に王侯貴族といったデザイン。

P1010195_2

 2頭の馬を従えたモーゼ風の英雄?

P1010197

 ライオンがいたりベートーベンがいたり・・・とにかく立派!

P1010218

 今までのいかめしいドアノブと全く違って、とてもおとなしい紳士風。

 とにかくヴェネツィアをゆったりと散歩する時間があれば、ぜひドアノブ探しをお薦めします。ここは車も走らない土地なので事故の心配もなく思うままにあちこちを見て回れるという非常に珍しい場所ですから、その利点を最大限に生かして楽しみを見つけましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

おもしろドアノブ1

P1010259

 以前「VENEZIAベスト3」の特集で個人的ドアノブベスト3を掲載しましたが、まだまだヴェネツィアでは変わったドアノブが沢山見つけられます。そんないくつかをどうぞ。

 まずは「怒れる海賊」。こんなドアノブだと、その家を訪問するのを躊躇してしまいそう。

P1010220_2

 ヴェネツィアなので、これはライオンなのでしょうが、私には怒れるベートーベンに見えた。

P1010271

 こちらは正真正銘のライオンの王様!

P1010169

 このライオンは街中であちこちに見られる。金物屋さんかなんかで売っていました。

P1010282

同じ金色でもこちらは手。これが本当のゴールドフィンガー?

P1010315

二人の子供と怪獣のような生き物が・・・

P1010256

 双子の兄弟が仲良く並んでいお出迎え。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

洗濯物

Pc230897

 ヴェネツィアの住宅街を歩くと、よく洗濯物のパレード?に出会う。特にビエンナーレ会場となるジャルディーニ停留所の先の地域に、晴れた日曜日などに散歩に出かけると、まるで運動会の万国旗のように洗濯物が干してある。そんな風景も楽しい。これはマンマが買物に出かけてしまい忘れてしまったのか、夕方になっても干してあった洗濯物。

Pc220851

 カラフルな建物が並ぶブラーノ島。運河に映った洗濯物もさすがにカラフル。

Pc220834

 この道路は完全に洗濯物でふさがれてしまった。

P1010287

 またジャルディーニに戻って。どうやってあんなに高い場所に吊るせるんだろうかと、不思議になる。

P1010286

 運河をはさんで両側の家がロープを渡す協定を結んでいるそうな。

P1010284

 カラフルもいいけど、白で統一された美しさもなかなか。

P1010285

 イメージ的には高いところに干してあるものの方が早く乾く気がする・・・

P1010267

 こちらはリアルト橋から少し入った所。橋を渡る子供たちにとっては洗濯物の風景は日常のものなのか、特に見上げることもなく・・・

P1010264

 とても古くて重厚な歴史を感じさせる建物群だが、洗濯物が加わると、なんだか少し優しくなったような雰囲気になる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ゴンドラ ラッシュ

P1010213_2

 夏場の観光シーズンともなると、ゴンドラもフル稼働となる。散歩道の一つであるサン・モイゼ教会広場前のゴンドラ乗り場は、この時期は人で溢れる。

P1010207

 私はさきほどのサン・モイゼ広場を通り過ぎて、ジーリオ停留所のカナル・グランデ(大運河)の見える場所に移動した。

P1010205

 そこにゴンドラの“団体”が通りかかった。

P1010201

 何と計8隻ものゴンドラが一斉にカナル・グランデに入ってきた。なかなか豪華な眺め!

P1010199

 海の税関の上に立つ女神像を入れて、ゴンドララッシュのスナップを一枚。

P1010068

 こちらはマニン広場近くの小運河。ゴンドラも上の橋も、いずれも人で溢れ返っていた。

P1010092

 ゴンドラがすれ違うとき、舳先の部分が一瞬交差し、握手を交わしたようになる。舳先飾りの6本の歯は、サンマルコ、ドルソドーロ、カンナレッジョなど本島内の6つの行政区を表現している。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ゴンドラ 静寂

Pc261264

 ヴェネツィアの魅力の一つに「静寂」がある。サンマルコ広場などの観光スポットは、静寂とはかけ離れた「喧騒」状態のことが多いが、ちょっと観光ルートを外れると心地よい静寂に出会える。あのサンマルコ広場だって、冬場の夜中や早朝には中世に戻ったかのような静けさを感じることが出来る。その大きな原因は、この街が車のない空間だからなのだろう。

 ある年、運河沿いのホテルに宿泊した時は、朝教会の鐘の音とともに目覚めた。その鐘が鳴り終わって余韻も消える頃、こんどはひそやかなヒタヒタという音が部屋に忍び込んできた。何だろう。ベッドから窓をのぞくと、部屋のすぐ脇をゴンドラが通り過ぎてゆくところだった。「ああ、私は今、確かにヴェネツィアにいる」。そう実感する幸せな瞬間を、櫂の音が運び込んでくれた。

Pc261274

 リアルト橋からはいつでもゴンドラの姿を見ることが出来る。でもこの場所で見るゴンドラが最も美しいのは、西に夕陽が沈もうとする頃合いだと思う。水面が色づき、ゴンドリエーレがシルエットとなって浮かび上がると、そこはもうフェニーチェの舞台のように華やかなドラマの幕開けだ。

Pc261283

 ゲーテはゴンドラに乗って「アドリア海の支配者のように感じた」とイタリア紀行に記しているが、真の支配者は乗客ではなくてゴンドリエーレではないか、と私は思っている。

Pc241067

 この場所はサンマルコ広場の近く、サン・モイゼ教会の横側。ブランドショップの並ぶ3月22日通りから一つ脇に入ったホテル・サン・モイゼ前の運河は、ゴンドラを眺めるのに絶好のスポットだ。

Pc241069

 これほどラッシュのような沢山のゴンドラが通り過ぎても、決してうるさくなったりはしない。乗客の歓声さえ起きなければ。ただ、よくあるのはツアー会社が企画する団体客への歌のサービス。これだけは願い下げだ。

Pc251140

 夜、停船所に集合したゴンドラたち。まだそれほど遅くない時間だったが、もうゴンドラは眠りに入ろうとしている。それもそのはず、この日は12月25日。ゴンドリエーレたちはみな家族の許へ帰ってしまった。

Pc251145

 運河の揺れがゴンドラに伝わり、ゴンドラの舳先は常に揺れ続ける。水の上で歴史を刻むことを選んでしまった者の宿命であるかのように・・・

| | コメント (6) | トラックバック (0)

座る人たち

P1010217

 ヴェネツィアを歩いていると、他の街に比べても格段に多くの「座る人たち」に出会う。イタリアはそんな人を見かけることが多い国だが、例えばフィレンツェはドゥオモとシニョーリア広場前、ヴェローナならアレーナ周辺など、限定された場所に集中するが、ヴェネツィアだけは街中に広がっている。街中にクルマが入らない、治安が良い、どこででも景色に見とれてしまう・・・など、いくつかの理由はあるが、「その座る人たち」を見るという、楽しみもないわけではない。

 一番の集中場所は何といってもサンマルコ広場。ハトとたわむれる姿は一年中のありふれた風景になっている。

P1010190

 ドゥカーレ宮殿脇のゴンドラ発着所付近は、シーズン中はいつも列が出来る。

P1010182

 サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会を見渡すスキアヴォーニ河岸は恋人たちの特等席。

P1010181

 船舶博物館前の大イカリを椅子代わりにして休息中の家族たち。カメラを向けたら挨拶してくれた。

P1010175

 ジャルディーニ付近に停泊中の客船の船体に映った客のグループ。それにしてもよくこんなにきれいに磨いているものだ。

P1010330

大型客船の入港を眺めていた少女。夢はこんな客船での豪華クルーズ?

P1010046

 サン・モイゼ教会前で昼食中の家族。子供にとっては街歩きは結構ハードなものに思える。

P1010085

 リアルト橋下、市場付近で見かけた、物思いにふける女性。どこかに愛を置いてきたのだろうか?

P1010074

 一方、こちらは現在進行中のカップル。私にまで「一緒にジェラートを食べるかい?」と声を掛けてくれた。

P1010084

 こちらは一心に携帯のアドレス交換?をしていた女性たち。旅にはしばしば、新たな発見や体験、新しい友との出会いがあったりする。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ヴェネツィアの月

P8283253

 パソコンの不調でブログの更新が出来ませんでしたが、ようやく回復しました。やっぱりもうパソコンの買い替え時なのでしょうかね・・・

 しばらくぶりで、ヴェネツィアに帰ります。今回は島の中で見たいくつかの月。一枚目は夏場夕暮れ時。夕陽をみようとサンマルコ広場の鐘楼に昇り、しばし西に沈む夕陽を見て、ふと東側に目をやったら、リド島の方向にまさにピンクに染まった満月が上って来た。空も海もすべてがブルー一色になる黄昏の瞬間に、ゆったりと浮かぶ満月は、今でもまぶたに焼き付いている。

P1010039

 二枚目は冬場の光景。サンマルコ広場から少し歩いて溜息の橋を越えるとスキアヴォーニ河岸通りの中央に、統一イタリア初代国王のヴィットリオ・エマヌエレ2世の墓碑がどんと設置されているが、そのエマヌエレ2世が掲げた剣の先に月が突き刺さっていた。

P1010031

 こちらはサンマルコ小広場に戻って、守護聖人サン・マルコの象徴である有翼のライオン像の背中に乗っかるかのような、ちょっとふくらんだ月。なんとなくユーモラス。

Pc220756

 こちらはサンマルコ小広場からサン・ジョツジョ・マッジョーレ島を正面に見た風景。朝日が昇ろうとしている時間帯に、右上の方向に本当に細い三日月がシュッと線を引いたように浮かんでいた。

Pc220759

 同じ角度でも、ちょっと時間帯が違うとこんなに変わった雰囲気の風景になる。

Pc220742

 また別の日。朝が明けようとするころ、人っ子一人いない広場を見下ろすかのように、少し膨らみを増した月が・・・。

Pc015587

 見事な満月。・・・・・ではなくて広場を囲む通路に取り付けられた照明。夏場の夜明けはサンマルコ大聖堂の後方から朝日が昇ってくるため、ビザンチン様式の聖堂のシルエットがとても美しく見える時間帯だ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

バルセロナ街歩き3

P1010984

 バルセロナの街を見下ろすには何か所かのポイントがある。北東方面からならグエル公園、西からならモンジュイックの丘、真北のティビタボの山もビューポイントだ。そのうちの一つ、グエル公園からみた街並み。朝日を反射して輝いている前方のもやの先は地中海だ。朝の街も独特の雰囲気を持っている。

P1010977

 手前にはサグラダファミリアの巨大な建築がそびえ立っている。

P1010988

 ティビダボ山はグエル公園のさらに北側。535mの頂上付近にはサグラット・コール教会のゴシック風な建物がそびえ、遊園地や展望タワーなどが設置されている。

P9264045

 グエル公園の一角でハトがお見合い?をしていた。

P9253743

 街に下りて、カサミラ付近を歩いていたら、こんなしゃれた装飾をみつけた。ガラス窓に描かれたバルセロナレディたち。

P1019947

 カサミラやカサバトリョのあるアシャンプラ地区と旧市街ゴシック地区とを結ぶカタルーニャ広場。この未完の階段のようなモニュメントが目印だ。

P1011167

 地下鉄リセウ駅のホーム。ちょうどミロの絵が描かれたランブラス通りの中間点付近の駅。地下鉄は6線あり、一回券が1.3ユーロ。主な見所は地下鉄でほぼ行けるので、私は3日券14.3ユーロを買って乗りまくった。

P1011660

 こちらはモンジュイックから見た港・ポルトベイ。この地区も再開発で生まれ変わり、水族館、ショッピングセンターなどアミューズメント・スポットになっている。

P1011182

 サグラダファミリアとともに、バルセロナを見渡すと必ず目に入ってくる奇妙なタワーがある。「これは何なのか」と聞いてみたら、実はバルセロナ水道局のビルなのだそうな。「トラ・アグバル」というこの建物は高さ144m、フランス人建築家ジャン・ヌーベルの作。パリの「アラブ世界研究所」東京汐留の「電通本社ビル」も彼の設計なのだそうだ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2010年2月 | トップページ | 2010年4月 »