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バチカン 4 バチカン博物館の名作

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 前回は博物館の中のラファエロを見たので、今回はそれ以外の名作を見てみよう。といっても当然全体を紹介する能力もスペースもないので、個人的好みで見て行くことにしよう。トップは螺旋階段。美術作品ではないけれども、なんか美しいんですよね。

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 絵画館に入って間もなくの所にある、メロッツォ・ダ・フォルリのフレスコ画「奏楽の天使」シリーズの一枚「リュートを奏でる天使」。

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 これもそのシリーズの一枚。どれも天使の表情がノーブルな感じで人気がある作品だ。

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 ここの博物館では唯一(多分)のレオナルド・ダ・ヴィンチ作品「聖ヒエロニムス」。この作品は一時所在が不明になり、半分は靴屋の椅子の敷物に、もう半分は骨董屋の箱の蓋にされていたのがみつかったという、奇跡的な経過をたどってに復元されたものだ。未完成だが(ダ・ヴィンチには未完の作品が多い)モナリザの背景にもにた背景画の雰囲気や、確かなデッサン力など、貴重なものだ。

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 ジョヴァンニ・ベリーニの「キリスト降架」。ヴェネツィアではサン・ザッカリア教会の壁画を始めとしてあちこちでお目にかかるなじみの画家だが、ローマではベルニーニばかりが目立って、ベリーニさんは少なめ。得意の聖母像と違って、こちらは劇的な表現が強く出ているようだ。

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 「劇的表現ならおまかせ」といった、カラバッチョの「キリスト降架」。彼こそローマを代表するといってもいいほど、作品も多く残され、ファンも多い。

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 予備知識なしで「すごい」と思ったのが、この絵。作者の名前はクリストファノ・マッローリとあり、絵の内容から、サロメかユディトかのどちらかだと見当をつけていたが、後で調べてみたらほぼ同様の絵「ユディト」がフィレンツェのピッティ美術館にあるようだ。従って手に提げている首は敵の大将ホロフェルネスということになる。こんな修羅場なのに冷徹な表情を崩さないユディトを見ると、女性ってやっぱり怖い、と思ってしまう。

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