ヴェネツィア散歩 ラグーナを渡ってキオッジャへ
ある晴れた日、ラグーナの南端にある町キオッジャに出かけた。ここに行くのは少し面倒だが、行ってみると変化に富んだ断然お勧めの小旅行になる。まず、ヴァポレットに乗ってリド島に。船着き場から前の広場を突っ切ってまっすぐサンタ・マリア・エリザベッタ通りに出ると11番のバス停があるので、それに乗ってリド島終点のマラモッコまで行く。そこにカーフェリーが待っているのでバスごとフェリーに乗ってペレストリーナへ。ここからは別のヴァポレットでキオッジャのヴィーゴ広場に進むというコースだ。トータルで1時間ちょっと。こんなにいろいろの乗り物に乗れるのに、ヴェネツィア本島で買ったヴァポレットの1日券さえあれば往復とも自由に乗り降りできるというお得な小旅行だ。
ペレストリーナからの船ではラグーナにある養殖の施設やキラキラ光る海面を見ながらゆったりと日向ぼっこ。
とても気持ちが安らぐ時間だ。
ヨットにもしばしば出会う。
日差しがうららか・・・・
キオッジャに着いて街を歩いていると、教会鐘楼のてっぺんにラッパを吹く天使を見つけた。
反対側に回ったら、青空をバックにした天使像が撮れた。ローマ人が建設したキオッジャは古い歴史を持ち、14世紀までは繁栄した都市だった。しかし1380年にヴェネツィアとの戦いに敗れて衰退していった。だが、最近では主産業の漁業のほかにも観光産業が進展し、美しいビーチのあるソットマリーナ地区には70件以上ものホテルが営業しているという。ローマ広場からバスに乗って陸地沿いにキオッジャに来る時は、キオッジャ中心街に着く前にソットマリーナを通る。私が最初にキオッジャに来た時、ソットマリーナがあまりにも賑やかで、ついバスを降りてしまい、迷子になった経験がある。
この日は全く風がなく、運河の水面もまるで鏡のようになめらかだった。それで、水に映る建物群が完全にゆがみもなく反射され、美しいシンメトリーを創っていた。最初に掲載した写真も同じ通り沿いの町並み。
ラグーナの街だけに船も運河沿いに沢山並んでいる。
この町の中心的存在、サン・ドメニコ教会。中にはカルパッチョの聖パウロ像もある。以前ここを訪れた時神父さんに丁寧にいろいろ説明してもらったことがある。だが、当時はイタリア語を習い始めたばかりだったので、ほとんどわからなかった。(今でも似たようなものだけれど・・・笑い)
街中散歩をしている間に、ようやく夕焼けになってきた。キオッジャに来た最大の目的は、ラグーナを染める夕陽を見ること。これからまた船に乗って夕陽のラグーナクルーズに出発だ。それは次回のお楽しみ。
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