アントワープ 華麗な広場とルーベンス
デン・ハーグから南下して行くと、ほどなく国境に達し、そこから30キロも走ればベルギー北部の都市アントワープが見えてきます。この街はバロック期の巨匠ルーベンスのふるさとであると同時に「フランダースの犬」の舞台となったことでも、日本人にはなじみ深い港町ですね。
北海に流れ込む大きな川、シュヘルド川のほとりにはステーン城という砦のような城郭がそびえます。今は海洋博物館になっているようです。
中心部につながる通りは華麗な建築物が並び、豊かな歴史をほうふつとさせますね。中央に見えるのがノートルダム大聖堂。
市庁舎のあるグローテマルクトという広場には、こんな巨人の手を投げようとしている青年の像があります。青年はブラボーという古代ローマの兵士。シュヘルド川にすむ悪人の手(ant)を切り取って、投げた(werpen)という伝説からアントワープという地名が名付けられたと、いろいろなガイドブックに記載されています。
でも、本当の由来は桟橋に停泊する(aen de werpen)という意味だと、聞いたことがあります。
市庁舎の広場にはたくさんのレストランやカフェが出店を出していて、まるでお祭りのような賑やかさ。周囲の建物も優雅ですよね。
ここで観光馬車に乗れば、ギルドハウスの屋根部分もちょっと近づいて観察できるかも。
右手の道をちょっと進むと、もう一つの中心地フルン広場に行くことが出来ます。俯瞰すると建築様式もさまざまな塔が林立しています。
ど真ん中にあるのがルーベンスの像。16世紀から17世紀にかけて画家としてだけでなく有能な外交官としても活躍したルーベンスは、この街の宝。生涯で2000点もの油彩画描いたといわれますが、この当時は多くの画家が工房を持ち、たくさんの弟子たちを使っての製作が一般的だったことが、多作の背景にあるようです。でも主要作品にみられるあの雄大な画風はルーベンス独特のもので、好きな画家の一人です。その作品などは次回にお見せしましょう。
広場横で、さっきまでパントマイムをしていた大道芸人の男性が休憩してました。友人と世間話でもしてるんでしょうか?
大聖堂の横まで来たら、こんな労働者たちの彫刻群がありました。子供たちの遊び場になっているようです。これから大聖堂に入りますが、それは次回ということで・・・。
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