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2011年12月

よさこい踊り2011 魅惑の踊り子たち6 ソロ編

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 よさこい踊りシリーズもこれが最終回です。今回はソロ編で締めくくりましょう。まずは「東京花火」。早稲田大学のよさこいチームで、学生らしい活発さが魅力です。

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 この女性も「東京花火」チーム。髪飾りの素敵な女性でした。

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 「疾風乱舞」という神奈川県のチーム。可憐な踊りを見せてくれます。

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 白い衣装がイメージにピッタリですね。

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 「舞TAKANE舞まいKIDS」という栃木県さくら市から参加したチームの少女。少年かな?

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 「祭WAIWAIよこはま」チーム。元気一杯ですね。

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 「真舞会」チーム。白にブルーの色が入ったユニフォームは清潔感にあふれています。

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 「猿霞」チーム。このチームのワイルドな演技は個性豊かです。

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 こちらも「猿霞」。弾んでいますね。

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 対して「なな丸隊」はかなり洗練された踊りが印象的です。

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 「伽宮弥」という名前のチーム。こちらはぐっと日本的な踊りスタイル。

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 法政大学の学生を中心とした「鳳遥連」。若さはつらつでした。

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 こちらも学生中心のように見えた「おどりんちゅ」。エネルギーを爆発させていました。

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 「音ら韻」。東京周辺のよさこい祭りでは常連のようで、ファンも多いように見受けられました。

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 「扇弐門」チーム。ポーズがきっちりと決まっていました。

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「水戸藩YOSAKOI連」はダイナミックな踊りで魅せてくれました。

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 こちらも水戸藩です。

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 「凪0711」の少女。子供なのに表情に憂いを含んでいるような・・・。

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 福島県から参加していた「郷人」。会津藩の腰元の扮装でしょうか。

というわけで、よさこい踊りの皆さんの素晴らしいパフォーマンスの一部を紹介させていただきました。来年もまた、はつらつとした踊りを期待しています。

 なお、私のブログも今年はこれで終了です。今月半ばでアクセス数13万件を突破しました。訪れていただいた皆様に心から感謝です。来年はタイトルの趣旨に戻ってイタリアの風景からスタートしようと思っています。変わらずよろしくお願い致します。     gloriosa

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よさこい踊り2011 魅惑の踊り子たち5 群舞編

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 よさこいシリーズの5回目はチーム毎ではなく、特に群舞が印象的だった踊り手さんたちに登場してもらいましょう。

まずは、「疾風乱舞」の少女たちです。

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 このチームは2つの異なった衣装のグループが同時に前に出たり下がったりしながら楽しい変化を見せてくれました。神奈川県のチームです。

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 こちらは「舞TAKANE舞まいKIDS」。栃木県さくら市の、少女たち中心のあでやかな舞いを披露するチーム。

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 「一夜限りの夢気分」という変わった名称のチーム。楽しさが爆発していました。

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 学生時代によさこいを踊っていた仲間たちが社会人になって再結成したというチーム「TAKEKO」。独特の不思議なムードを持っています。

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 こちら「群青」は、少女たちのはつらつぶりがはじけたチームです。

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 こんな風にさっそうと飛び跳ねていました。

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 少女たちと言えば山梨県上野原市の「風林火山」も若さ満点のパワーが爆発。見事にエネルギッシュな踊りです。

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 対して札幌から遠征していた「GOGOSクロサワグループ」は衣装の早変わりで観客を沸かせたチームでした。

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 「凪0711」という不思議な名前のチームは子供たちの無邪気さが微笑みを誘いました。

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 一方、「水戸藩YOSAKOI連」は全く対照的な大人のムードむんむん。

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 大学生チーム「法政大学YOSAKOI鳳遥連」は、チームとしてのまとまりが素晴らしい踊りでした。

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 東京と新潟の若者の混成チームという「猿霞」は、そんなハンデを全く感じさせないダイナミックな踊りを披露してくれました。

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 これも若者たちの爽やかさを振りまいたチームですが、チーム名をチェックし忘れてしまいました。ごめんなさい。


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よさこい踊り2011 魅惑の踊り子たち4 朝霞なるこ遊和会

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 今回もよさこいシリーズです。4回目の登場は「朝霞なるこ遊和会」。名称の通り朝霞市のチームです。

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 朝霞市の市民祭り「彩夏祭」でよさこいの演舞を行うようになった1994年に結成されたそうで、17年ものキャリアを誇ります。

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 といっても、現在のメンバーはご覧のように若者たちが中心になっているようです。

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 躍動感に溢れた踊りをみせてくれるチームです。

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 北海道のYOSAKOIそーらん祭りにも毎年遠征しているそうです。

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 メンバーの表情がいつも明るくて、引き込まれます。

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 そして張り切り娘さんたちが、目立つチーム。

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 みんな明るいでしょう!

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 この花柄の衣装が、とてもプリティで印象的。

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 チームの中でも2組の違った衣装を活用しています。

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 これまでの3チームとの大きな違いは、結構動きは激しいのですが、受ける印象は柔らかいタッチなんです。

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 このお嬢さんの表情が、それを象徴していますね。

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 こちらが、地元朝霞での演舞風景。

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 地元ということで、みんなリラックスしているみたいですね。

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 また、スカっとさわやかな踊りを見せてください。



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よさこい踊り2011 魅惑の踊り子たち3 REIKA組

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 よさこいシリーズ3回目は「ダンスカンパニーREIKA組」です。


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 このチームは名前の通り、ダンスグループがよさこいにも進出した形で、他のチームと違ったコンセプトを持っているようです。まず、踊り手は全員女性。旗手に最近男性が参加したようですが、基本的に女性がこの大きな旗を自在に振り回します。

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 太鼓は和太鼓。叩きっぷりも見事です。

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 さらに、ピンクの布を効果的に使って華やかな踊りを展開してくれます。


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 踊りはまさにジャズダンスを思わせます。

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 それに、何といってもみなさんの力強さが印象的。

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 優雅さというより豪快さと言った方が良いような迫力です。

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 2008年に結成したチームだそうです。

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 黒とピンクの衣装は、コントラストの強さも相まって、遠くからでも一目でこのチームだとわかってしまいます。

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 年齢層も子供から40代と思われる層まで幅広く、とても人気のあるチーム。

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 いろいろなイベントへの出演回数も相当多いようです。

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 この長い髪をなびかせての演舞も魅力の一つでしょう。

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 先日行われた「ドリーム夜さ来い」では、夜の部の演技も見ることが出来ました。

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 ライティングが当たると、一層コントラストが強烈に・・。

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 後継者もしっかり育っているようです。

 

  

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よさこい2011 魅惑の踊り子たち2  しん

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 よさこいシリーズの2弾目は「しん」さんです。このグループは昨年結成された新鮮なチームですが、あっという間に注目される存在になってしまいました。

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 その理由は何といっても躍動感でしょう。

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 今年のタイトルは「花城(はなぐすく)」

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城と書いて「ぐすく」と呼ぶのは沖縄地方などでよく見られますが、音楽も南の島唄風。

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 歌のテンポは決して速くないのですが、踊りは超アップテンポ。

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  そのギャップもまた魅力の一つでしょう。

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 それにしても、激しい踊りの雰囲気は、この静止画からでもうかがわれると思います。 

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 夏場の原宿・表参道で行われた「スーパーよさこい」の各会場でもその存在感は光っていました。

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 白い衣装もあでやかです。

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 このチームの女性たちは全員ウイッグを使用しています。

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 従って一見見分けがつかないのですが、それがチームの一体感を強く印象付ける形になっています。

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 でも、よく見ると表情も豊かですよ。

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 それに、太鼓という小道具を効果的に活用します。

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 こんな演出は、「しん」ならでは。

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 迫力に満ちた踊りを、来年も期待したいものです。

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よさこい踊り2011 魅惑の踊り子たち1 銀輪舞隊

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 ふとしたことから、今年はよさこい踊りのイベントに何度か出会いました。初めは盆踊り風なものかな、と思っていたんですが、実際に見て見ると素晴らしいパフォーマンスを展開してくれるチームが沢山あって、すっかりファンになってしまいました。

 その中でも特に印象深い何チームかの踊りをご覧いただこうと思います。最初は「銀輪舞隊」。

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 このチームの特色は、ダイナミックさと優雅さを併せ持っていることでしょう。まずは、そのダイナミックな部分をどうぞ。

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 躍動する筋肉と素敵な笑顔のコントラストが、また魅力!
 

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 今年のタイトルは「金獅子」でした。

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 けっこう宙に浮いているシーンが多いのは、それだけエネルギッシュな証拠ですよね。

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 決めポーズもピタリ。

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 こちらは優雅な雰囲気。

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 笑顔の優しさと相まって、元禄の踊りを連想させるあでやかさですね。

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 こんなポーズも素晴らしい。

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 大旗のなびく風景が、集団パフォーマンスに花を添えます。

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 またジャンプです。

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 ちょっとアップしてみました。この迫力!

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 さらに迫力アップです。

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 かと思うと、静の部分もちゃんと持ち合わせています。

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 そして、何といっても全員が変化に富む豊かな表情に満ちています。

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 私的には、このグループの踊りからたくさんの元気をもらいました。ぜひ来年も素晴らしいパフォーマンスを見せてください。

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パリで見つけた不思議なものたち

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 今回は、パリの街を歩いていて見つけた、ちょっと変わった風景をご覧いただきましょう。

まずトップバッターは、ノートルダム大聖堂の壁から顔をのぞかせている奇妙な怪物たち。

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 何十頭もの怪物が建物の先まで首を伸ばしています。開高健は小説「夏の闇」の中で「咆哮しようとして口を開けた瞬間に凝視を浴びせられた姿勢で、怪獣は凍りついている」と描写しました。

実はこれはガーゴイルと呼ばれる、雨水を下に落とすための排水溝なんです。屋上や屋根に降った雨水の水滴は、そのままにしておくと外壁やステンドグラスにぶつかって長年の間に建物を傷めてしまいます。それで、水滴を建物からなるべく遠くに落とすために考えられたというわけです。

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 犬やライオンなどといった実在の動物だけでなく、架空の生き物もいろいろ登場しています。それは、当時の職人さんたちの自由な発想に基づいた、ユーモアあふれる空間の遊び心なんだと思います。

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 オペラ大通りから東に向かって、エティエンヌ・マルセル通りを歩いて行くと、突然道路の真ん中に馬に乗った戦士が現れます。どうしてこんな場所に?と思うのですが、前を行く淑女は全く気にも留めずにさっそうと通り過ぎて行きます(ヴィクトワール広場付近)。

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 さらに歩いて行くと、地下鉄エティエンヌ・マルセル駅前に、こんな巨大な壁画が出現!急な坂道の下ではおじさん二人が音楽を演奏中。そのずっと上を荷物を持った紳士が坂を上って行きます。頂上で手を振っているのは紳士の娘でしょうか。いずれにしても、不思議な絵。

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 トゥルビゴ通りを歩いていると、こんなポスターが。SUPERDRYは極度乾燥、しないのか、しなさいなのか、一体どっちなの?

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 サントゥスタッシュ教会前広場。ころがっているこの巨大な顔と手は何?

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 ノートルダム大聖堂が良く見えるトゥールネル橋に来ました。その橋げたにはこのように無数のカギがぶら下がっています。これはよくある幸せのカギなんでしょう。それにしてもすごい数です。

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 エッフェル塔にほど近いラップ大通りの一角にこんな大掛かりな線描画が描かれてありました。いたずらレベルではないのですが、何とも不思議な絵ですよね。

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 オペラ座近くの道路にコックさんが勢ぞろい。決して賃上げ要求のデモではないようです。表情が柔らかいですからね。

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 パリの中心街に風車?いえいえこれは有名なキャバレー、ムーラン・ルージュ。画家のロートレックが通った店ですね。それにしても夜なら雰囲気が出るんでしょうが、昼だとなんかそぐわない感じ。

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 その近くにあった秘密の洞窟?そんなことないです。地下鉄入口。ちょっとアールヌーボー風。

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 前回紹介したパリ市立ロマン主義美術館にあった、ジョルジュ・サンドの髪の毛。ちょっと生々しい感じでした。

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 夜現地のテレビに登場していたサルコジ大統領の人形。かなり似ていますよね!

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 最後は、パリではなくアミアンの川の風景。よく見ると、川の真ん中に人が立っていますよね。本当の人物ではなく人形なんですが、何の目的でこんな場所に人形を置いているのか、全く見当もつきません。

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サロメとショパンの手 ギュスターヴ・モロー美術館とパリ市立ロマン主義美術館

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 オペラ座から北に向かって10分も歩けば、ロシュフーコー通りの右側にギュスターヴ・モロー美術館があります。象徴主義の旗手、神秘的な絵画で知られる世紀末の画家です。

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 この建物はモローが1898年に死去するまでここに住み、死後はその作品と共に国に寄贈されました。これを受けてフランス政府は5年後、国立としては初めての個人美術館として開館したものです。

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 美術館の目玉は、この「出現」。中央に出現した光り輝く首は洗礼者ヨハネ。それを指差すのはサロメです。

 物語をおさらいすると、紀元前の世界に溯ります。時の王、ヘロデ王はある催しの席で自分の2番目の妻の連れ子・サロメの踊りを鑑賞します。その美しい舞いに対して「何でもお前の好きなものをプレゼントしよう」と話します。サロメは母ヘロデヤと何事か話した後、「ヨハネの首が欲しい」と申し出ました。王はあまり気が進まなかったが、一旦言い出した以上後に引けず、ヨハネを殺してしまうという、新約聖書に掲載されている物語です。サロメ悪女説の源となっている話ですね。

 しかし、本当の悪女はサロメではなく、母親のヘロデヤなんですね。ヘロデヤは別の男性と結婚していました。しかし、その男性の出世の見込みが薄いとわかるや、ヘロデ王に言い寄り、不倫の末王にも離婚させて王女の地位に収まりました。それに対してヨハネは「よくないことだ」と厳しく批判します。ヨハネとは、キリストに洗礼を施した高僧で、民衆の支持も集めていました。かねがねヨハネを疎ましく感じていたヘロデヤは、サロメの踊りに対する報奨の話が出た時、サロメに「ヨハネの首をもらいなさい」とそそのかしたのです。

 まあ、そんな運命を背負わされたサロメとヨハネの“出会い”を、象徴的に描いた作品ですね。

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 この美術館のもう一つの見どころは、階段。3階から4階に通じる階段ですが、この見事な螺旋模様は必見です。

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 しかも、周りを絵画に囲まれており、作品の一部とさえ見えてしまいます。

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 それもそのはず、モロー自身が注文して造らせたものです。

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 階段を上る途中で横の壁に架かる絵を撮ったものです。モローは「目に見えるもの、手に触れられるものは信じない。心に感じられるものだけを信じます」と語り、神話や聖書の題材からセレクトしたテーマを描き続けました。

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 ここは書斎兼寝室。オープン当初は非公開の場所でしたが、開館100年を機に最近になって公開されました。ちょっと狭いスペースに見えますよね。

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 同じような部屋ですが、こちらは全く違う建物の内部です。モロー美術館から数分北へ行くと、市立ロマン主義美術館という建物があります。19世紀の画家アリ・シェフェールが住んでいた建物。ロマン主義の人たちのサロン的な場所となっており、ヴィクトル・ユゴー、リストなどが出入りしていたそうです。特に親交のあったジョルジュ・サンドのゆかりの品が多くコレクションされています。この部屋の鏡にもサンドの肖像画がかかっていますね。

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 サンドといえばショパン。ここにはショパンの石膏の手形が陳列されています。思ったより小さめな手です。

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 それと比べると、上にあるサンドの腕のほうが心なしか逞しく思えてしまいます。男勝りの才女というイメージが強いからでしょうか。

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 屋敷の主であるシェフェールの作品もご覧下さい。彼が絵を教えていたオルレアン家の子息と結婚したジョインヴィッレ夫人。

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 マダム・ソフィーの肖像画。上の絵と同じ人かと思いましたが、パンフレットを見ると、別人とのこと。

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 この美術館の良いところは、まず入場料が無料であること。入り口で入場券を発行してもらう必要がありますが、金は掛かりません。次に、中心地から近いのに、とても静かな環境にあること。さらに、庭にはカフェが開設されており、ゆったりと時間を過ごすことが出来ます。と、書いていながら、私の行った日にはこんな家族連れが席を占領してしまっており、とても賑やかでした。そんな日もあります。



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シャガールの天井画 実は天井にもパリの風景が広がっていた

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階段を上ってたどり着いたホールに入ろうとすると、ドアが開かない。「どうして?」。係員が近づいてきて「今舞台を使用中なので、30分後に開ける」とのこと。ホワイエ周辺に戻ったりしながら時間をつぶし、改めてホールへ。

 今度はドアを開けてくれたが、1つのボックス席だけの開放となり、10数人の見学客はすし詰め状態となってしまいました。押し合い寸前ながらどうにか立ち位置を決めて上を見上げると、シャガールの天井画がどーんと目に飛び込んできます。

この天井画は1964年、時の文化大臣アンドレ・マルローがシャガールに依頼して製作されたもの。つまり、この絵はオペラ座完成から89年後に取り付けられたものです。タイトルは「夢の花束」

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 中心部に吊り下げられているシャンデリアは、重さ7トン、金メッキのブロンズとクリスタルで造られています。贅沢!

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   絵画部分を詳し目に見てみましょう。シャガールは絵画全体を5つの色に区分して、各区画に著名な音楽家とその作品の様子を描きこみ、さらにパリの代表的な風景をちりばめました。この赤の区画はラヴェルとストラヴィンスキーの区画です。

 ただ、クラシックには全く疎いので、絵を見ても何の音楽の様子を描いているのかは、私にはわかりません。詳しい方はどうぞ独自に解明してください。ただ、風景だけは私にもわかります。真ん中にエッフェル塔がそびえていますね。左下はパンテオンかも。

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 青の区画はムソルグスキーとモーツアルト。左端に半分だけ見えるのが魔笛でしょうか。シャガールらしく女性たちが空を飛んでいます。

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 白の区画。赤い建物はまさにオペラ座ですね。その上空をタイトル通りに花束を持った天使が飛んでいます。ここはラモーとドビュッシーの区画です。

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 緑の区画はベルリオーズとワーグナー。中心に凱旋門、その後ろにコンコルド広場が広がっています。

 もう一つ、黄色のチャイコフスキーとアダンの区画がありますが、狭い席で移動できず、シャンデリアに隠れて見ることが出来ませんでした。

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 シャガールはこの天井画の完成式で「この場所にちょうど鏡を置いたように、下の舞台で俳優や音楽家が創り出す盛り沢山の夢を映し出したいと思った」と語っています。こうして、半世紀経ってもシャガールの夢の花束は、優雅に観客の頭上で舞い続けています。

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 客席は5層に分かれ重厚な趣に満ち溢れています。

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 舞台では、この日の夜に行われるバレエ公演の準備最中です。

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 天井画近くにはブロンズの彫刻も華やかに据え付けられてありました。

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 帰りがけに寄った売店には、トゥーシューズが今にも踊り出しそう。

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 こちらは違う種類の靴ですね。

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 バレリーナの格好をしたランプシェードも。

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 最後にエトワールの写真を。オペラ・ガルニエは新しくオペラ・バスチーユが出来たことによって、現在ではバレエ公演を中心とした劇場になっています。そのオペラ座バレエ団のトップとして活躍するのがエトワール(フランス語で星の意)です。現在オペラ座のバレリーナは154人ですが、エトワールの称号を与えられた人はわずか17人しかいません。

 この人はアニエス・ルテスチュ。バレエに詳しい友人に教えてもらいました。16歳でオペラ座バレエ団に入団、1993年にルドルフ・ヌレエフ演出の白鳥の湖でエトワールに任命されました。

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 エトワールを選任する芸術監督のブリジット・ルフェーブルによると「彼女は自分自身のリズムを持つ貴重な踊り手」とのこと。2年前に公開された映画「パリオペラ座のすべて」にも出演していたそうです。

今は衣装のデザインも手掛けているそうです。それにしても、美人ですねえ。

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