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パリで見つけた不思議なものたち

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 今回は、パリの街を歩いていて見つけた、ちょっと変わった風景をご覧いただきましょう。

まずトップバッターは、ノートルダム大聖堂の壁から顔をのぞかせている奇妙な怪物たち。

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 何十頭もの怪物が建物の先まで首を伸ばしています。開高健は小説「夏の闇」の中で「咆哮しようとして口を開けた瞬間に凝視を浴びせられた姿勢で、怪獣は凍りついている」と描写しました。

実はこれはガーゴイルと呼ばれる、雨水を下に落とすための排水溝なんです。屋上や屋根に降った雨水の水滴は、そのままにしておくと外壁やステンドグラスにぶつかって長年の間に建物を傷めてしまいます。それで、水滴を建物からなるべく遠くに落とすために考えられたというわけです。

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 犬やライオンなどといった実在の動物だけでなく、架空の生き物もいろいろ登場しています。それは、当時の職人さんたちの自由な発想に基づいた、ユーモアあふれる空間の遊び心なんだと思います。

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 オペラ大通りから東に向かって、エティエンヌ・マルセル通りを歩いて行くと、突然道路の真ん中に馬に乗った戦士が現れます。どうしてこんな場所に?と思うのですが、前を行く淑女は全く気にも留めずにさっそうと通り過ぎて行きます(ヴィクトワール広場付近)。

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 さらに歩いて行くと、地下鉄エティエンヌ・マルセル駅前に、こんな巨大な壁画が出現!急な坂道の下ではおじさん二人が音楽を演奏中。そのずっと上を荷物を持った紳士が坂を上って行きます。頂上で手を振っているのは紳士の娘でしょうか。いずれにしても、不思議な絵。

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 トゥルビゴ通りを歩いていると、こんなポスターが。SUPERDRYは極度乾燥、しないのか、しなさいなのか、一体どっちなの?

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 サントゥスタッシュ教会前広場。ころがっているこの巨大な顔と手は何?

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 ノートルダム大聖堂が良く見えるトゥールネル橋に来ました。その橋げたにはこのように無数のカギがぶら下がっています。これはよくある幸せのカギなんでしょう。それにしてもすごい数です。

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 エッフェル塔にほど近いラップ大通りの一角にこんな大掛かりな線描画が描かれてありました。いたずらレベルではないのですが、何とも不思議な絵ですよね。

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 オペラ座近くの道路にコックさんが勢ぞろい。決して賃上げ要求のデモではないようです。表情が柔らかいですからね。

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 パリの中心街に風車?いえいえこれは有名なキャバレー、ムーラン・ルージュ。画家のロートレックが通った店ですね。それにしても夜なら雰囲気が出るんでしょうが、昼だとなんかそぐわない感じ。

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 その近くにあった秘密の洞窟?そんなことないです。地下鉄入口。ちょっとアールヌーボー風。

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 前回紹介したパリ市立ロマン主義美術館にあった、ジョルジュ・サンドの髪の毛。ちょっと生々しい感じでした。

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 夜現地のテレビに登場していたサルコジ大統領の人形。かなり似ていますよね!

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 最後は、パリではなくアミアンの川の風景。よく見ると、川の真ん中に人が立っていますよね。本当の人物ではなく人形なんですが、何の目的でこんな場所に人形を置いているのか、全く見当もつきません。

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コメント

こうして見ると、なかなか面白いものもあれば、美しいものもあり、中には理解に苦しむものもあり、で見ているだけで興味深いですね。それにしても、大勢のコックさんが集まっていたのはなぜなんでしょうか?何かのイベント集まりだったのでしょうか?
個人的に「?」と思ったのがSuperdry(と、言ってもアサヒビールの銘柄ではありませんが。笑い)の「極度乾燥しなさい」の日本語表記です。
たまにアジアで見かける「変な日本語」の様に感じますが、どうなんでしょうか?ただ、「しなさい」は要らない気がします。

ところで、管理人さんは年末年始はどうするのでしょうか?我が家の方ですが、両親がドイツ・ベルリンとオーストリア・ウィーンへ音楽会を聞きに行く8日間のツアーに参加するので、兄と私はお留守番です。ベルリンではベルリン・フィルの演奏会(ジルベスターコンサート)を、ライプツィヒではケヴァントハウス管弦楽団(ベートーベンの第9です。)を、ウィーンではウィーンフィルとJ・シュトラウスの喜歌劇「こうもり」とモーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」を見るそうです。他には各都市で音楽家に関連する名所も行くそうです。
結構盛りだくさんのツアーで、私が3月に行った4都市巡りイタリアツアーと違い、3都市を巡る豪華絢爛音楽三昧のツアーの様です。ただ、時期的には相当寒いですが・・・あと、ベルリンではクリスマス市が出ているそうなので、両親に頼んで行ってもらう事にしました。何を買ってくるかは帰国してからのお楽しみですが。
特に父はクラッシック音楽が好きですので、今回の旅を楽しみにしていました。母は着物を着てコンサートに行くそうです。
私自身、3月にイタリアに行ったので、バランスを取る意味でも、両親が今回のツアーを楽しんで行ってもらえると、嬉しいのですが。

投稿: おざきとしふみ | 2011年12月29日 (木) 22時11分

おざき様

 ご両親のツアーはすごいですね。まさに豪華絢爛。しかもコンサート会場に着物の日本女性が登場したら、皆に注目されそうですね。羨ましいことです。
 私の年末年始は、初詣に出かけるくらいで、予定なしです。よいお年を!

投稿: gloriosa | 2011年12月30日 (金) 10時56分

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