鹿と一緒に弥山に登るー宮島・厳島神社2
管弦祭の鳳輩(みこし)渡御が始まるのは夕方。たっぷり時間があるので、少し展望のきく丘の上に登ってみました。神社の裏は弥山。標高535mで、806年に工房大使が開山したといわれる霊山です。ここも世界遺産に含まれています。天気が良くなり気温もぐんぐん上昇して30度を超えてきます。それで、山頂までは大変。途中の見晴らしの良い所までにすることにしました。(すぐに妥協するのが悪い癖・・・)
ちょっと登ると五重塔が見渡せます。
屋外レストランのあるところまで来ました。こうして見ると、大鳥居と神社との距離感が良くわかります。まだ大鳥居は海中ですね。
途中から鹿が続いて登ってきました。とても人懐こい。ここでソフトクリームを1つ。
厚さに耐えきれずに町中まで降りてきました。町屋通りからだと正面に五重塔を見上げる形になりました。
この五重塔は1407年の建立。高さは28mあります。
このへんで昼食。メニューはもちろんあなご飯でした。その店の一角にあった地蔵さん。「その時は その時です その時も その時です」だって。なんか意味深な感じ。
窓際には立派な胡蝶蘭。
別の土産物店には目に鮮やかな和傘が。
神社に戻ってきました。拝殿もまた赤が似合います。
提灯の房は赤と白の2色。
そんな紅白の色調の中で、灯篭の白黒がちょっとした色彩のアクセントを作っています。
外国人の家族も来ていました。この家族とは別にイタリア人のカップルにも会いました。ナポリからの観光客で、明日は京都に行くとのこと。「京都はここよりも暑いですよ」と話したら、げんなりした表情。イタリアの夏は暑くとも湿気がないので、日本のじとっとした暑さには相当参っているようでした。
海岸では鹿が木の実を突っついていました。
シルエットにすると、なぜか神々しくも見えます。
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