ヴェネツィアに巨大怪物出現!?-ヴェネツィアビエンナーレ上

あれは何だ?
ヴェネツィア空港からバスで本島の玄関口ローマ広場に移動し、ジュデッカの運河経由のヴァポレットに乗ってサンマルコ広場を目指していた。サンマルコの鐘楼が見え始めた頃、同時に手前右側に不思議なものがあるのに気付いた。

サンジョルジョ・マッジョーレ島の岸辺に設置された巨大怪物!建築家パラーディオの傑作マッジョーレ教会を背景にどっかと腰をおろしているのは、実はヴェネツィア・ビエンナーレの出展物の一つ、マーク・クイン展の作品だった。風船の一種だが、高さ11mという巨大さで、行き来する船の乗客たちはみんな驚いた表情で見入っていた。
そんなわけで到着初日から度肝を抜かれたビエンナーレを見学して見ることにした。(今年のビエンナーレは11月24日で終了しています)

ビエンナーレはジャルディーノ会場を中心に開かれるが、その外、海上にもパビリオンがあった。ポルトガル館。固定のパビリオンを持たないのを逆手にとって、船を会場近くまで持ってきてパビリオンにしてしまった。

船体の外壁には首都リスボンの風景らしき絵が描かれている。

中に入ると、これは海底か子宮を連想させるような青い空間。

会場に入って、日本館には9478.57kmという数字のネオンが光っていた。中で聞いてみると、この数字は会場から福島の原発までの距離だとのこと。内部も震災関連の展示がされていた。

お隣のカナダ館。地球を持ちあげる人間?

何体もあり、そのシルエットが面白いので1枚。

こちらはドイツ館。3つ足の椅子886脚を使って部屋一杯に積み上げた。

中国の著名な作家アイ・ウエイ・ウエイの企画。

ただただ、圧倒的なボリュウム感。

対してイギリス館はすっきり。壁面中央にオオワシが飛んでいる。

アップして見ると、相当に鋭い視線。大量消費社会への警告が含まれているんだとか。

ロシア館。上に穴のあいた容器があり、

下で女性たちが傘をさして何かのシャワーを受けている。面白そうなので私も傘を持ってこの部屋に入ろうとしたら、係員に「男はダメ」と止められてしまった。「なぜ?」「だって金のシャワーを浴びるのは女性だけだから」
係員が指差す方を見ると、ここのタイトルは「ダナエ」となっていた。

ダナエは、全能の神ゼウスが惚れた女性。ゼウスは金の雨となってダナエに侵入するという神話がこの館のテーマになっていた。確かに地面に落ちていたのは金貨だった。
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