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2015年5月

天空の聖域へーエリチェ巡礼

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 トラーパニを後にして次の目的地エリチェに向かった。目指すはあの山の頂上。バスは鉄道駅の近くにあるバスターミナルからAST社が運行している。もう1つロープウエイという方法があるが、連日の強風でこのところずっと運行停止になっていた。

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 バスで約1時間。標高751mと、特別に高いわけではないのだが、港の海抜0mから切り立った坂道を結構なスピードで登るので、かなりスリリングな移動時間だった。

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 町の入口は南西の端にあるトラーパニ門。ここをくぐるとすぐ左手に

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 マトリーチェ教会がある。ここがこの町のドゥオモ。訪問は後刻ということで、まずはホテルを目指す。

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 ところが、これが大変だった。トラーパニ門は町の中で最も低い場所。どこに行くにも急な坂道が待っている。しかも路面は変則的な石畳のため、スーツケースがガタピシと今にも壊れそうな大きな音を立てる。道もせまく迷路のようで、なかなか方向が分からない。悪戦苦闘の末にやっとホテルに到着したのは、1時間以上も後のことだった。

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 チェックインを済ませて、街歩きを始めた。ホテルのすぐ近くにあるのがノルマン城。ここはもともと紀元前10世紀に先住民族のシカニ族が豊穣の女神のための祭壇を創った。

 その聖域は、次にエリミ族がカルタゴとの同盟によって強固な城に補強、地中海全体からの巡礼者を集めるまでになった。次いでカルタゴ人がここをアスタルテ女神の聖域に指定。その後ギリシャ人がアフロディーテの、ローマ人はヴィーナスの神殿とするなど、支配者が変わっても常に聖地としてあり続けた。

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 だが、次にキリスト教を信仰するノルマン人が支配したことで、ここは城に変更され、聖域はここの反対側・西端に建てられたマトリーチェ教会に変更され、今では城跡を残すのみになっている。

 それにしても、町1番の高台の岸壁にそそり立つ姿は「天空の城」という表現がぴったりくる。しかもこの日は終始吹き飛ばされるくらいの強風が吹き荒れていて、ちょっと怖いくらいだった。

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 谷の途中にへばりつくように建つ建物もあった。ペポリ侯爵の館。

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 城の手前にある塔からはパリオ公園という小公園になっている。

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 そこから西側を見るとエガディ諸島が望める。

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 展望台付近では、束の間の太陽にそろって日向ぼっこ。

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 というのも、あっという間に霧がわいてきて

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 城壁も霧に隠され、

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 残念ながら海岸線もかすんでしまった。

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 ただ、そんな時でさえも幸せオーラを発散して歩いてゆく恋人たちの姿が、木々の合間からシルエットとなって浮かび上がった。一瞬、幸せのおすそ分けをもらった心地よい気分が広がった。



































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踊ったり、リラックスしたり、自由な彫像群ージェズ教会、プルガトリオ教会

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 大聖堂のすぐ近くにもう1つの大きな教会がある。ジェズ教会だ。

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 こちらは18世紀初頭の完成だ。

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 天井が特徴的。ピンクで統一された漆喰装飾だ。

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 これは大理石の象がん細工のようだ。

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 聖母が天使たちに担がれて天に昇る「聖母被昇天」は、華やかな表現がなされていた。

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 こちらは天使たち。ジェズ教会というと大半がバロック様式で、悪く言えばごてごてとした装飾過剰の内装が多い。ただ、ここはまだ抑制された感じの造りだった。

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 その代り、外壁には多彩な彫像が一杯。

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 鬼のような怖い顔が2つ。

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 一方、こちらはまるでダンスをしているかのような軽やかなスタイル。

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 なんか、この天使は肘なんかついちゃって、リラックスタイム。こんなゆる~い感じもいいかも。

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 最後はミステリの納められているプルガトリオ教会。この教会も17世紀のもの。

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 外壁にはキリストの12使徒が並んでいる。

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 これもその1人。

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 何とかわいそうに下半身が焼かれた像。このエピソードをどこかで聞いたような記憶があるのだが、思い出せない。

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 ミステリの行進の終わった後で訪れてみた。ミステリの群像はみんなそろって堂内に並べられ、来年の出番に備えていた。

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 その中に、まだ大きなろうそくの付いたままのミステリもあった。燃えて溶けたロウが凍った滝のようになって固まっていた。それが前夜の盛大な行進の興奮を思い出させて、しばし見つめてしまった。

 トラーパニの街とはこれでさようなら。次は山上の聖地エリチェに向かおう。
















































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清新な雰囲気 トラーパニの大聖堂

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 町のメインストリート、ヴィットリア・エマヌエーレ通りで一際目立つ建物がある。大聖堂だ。14世紀の建設だが、17世紀に建て直された際、バロック様式に変更された。

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 ちょうどファザードの「聖家族」の彫刻に陽が当たってクローズアップされたようになっていた。

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 中に入ると、透明感にあふれた清新な雰囲気が素晴らしかった。

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 天井は高くすっきり。

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 中央祭壇は荘厳な感じに装飾されている。

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 内部の絵画の中でも目立っていたのがこの絵。ヴァン・ダイクの「十字架に架けられたキリスト」。フランドルの画家の絵がシチリアにあるのは意外だった。それでちょっと調べてみたら、彼は6年もジェノヴァに滞在し、シチリアにも何度か訪れていたという。

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 改めて天井を見上げる。軽やかで美しい空間が印象的だった。

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 そして祭壇の抜けるような明るさも独特の雰囲気を持っていた。

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 それだけではない。正面入り口の扉に目を奪われた。ちょっとモダンな感じの浮き彫りが6枚。それが何を表しているのかが不明だったが、面白いデザインだったので撮影してみた。

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 多分キリストが馬に乗った人に何かを話している。

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 こちらは祈りを捧げているようだ。

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 群衆と共に。

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 ここにきて、タイトルらしきものを見つけた。「APOCALISSE」。世界の終わりを説いた黙示ーという意味のイタリア語。つまり、黙示録の内容が描かれているようだ。

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 世界の終りとなれば、最後の審判が行われる時だ。

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 また、「トラーパニの聖母」という浮き彫りもあった。アヌンツィアータ聖所記念堂で見たあの聖母像がここにも再現されていた。

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 こちらはサン・ロレンツォ像。この大聖堂は正式名称がサン・ロレンツォ大聖堂。ここに祭られている聖人だ。

 大聖堂という名称にしては小規模な教会だが、とても清々しく美しい教会だった。











































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街散歩・「アフリカがすぐそこ」の整備された街並みートラーパニ

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 トラーパニの街を散策した。メインストリートはヴィットリオ・エマヌエーレ通り。見事に整備された館がずらりと並ぶ。ここは歩行者天国になっており、カフェやレストランが数多く出店してにぎわっている。

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 そのスタート地点の建物がカヴァレッタ宮殿。18世紀初頭の建築でバロック様式。以前はここが上院議会だった。屋上に2つの時計が付いており,リズミックな窓枠も特徴的だ。

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 その横の建物にも時計が2つ。こちらはカルタゴ時代からあったトラーパニ最古のオスーラ門跡。

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 夜になるとライトアップされ、荘厳な風景に変化する。

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 パスクワの週間だったので通りには旗が立てられて、一層華やかな感じだった。

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 これは聖週間を表すトラーパニの旗。

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 大きな風船を持った子供らが通った。こんなに持ってどうするのかな?それともお父さんの商売の手伝い?

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 かわいい母子の姿も。

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 軒下にはマリオネット人形が。

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 ちょっとユーモラスなカフェの看板。

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 1つ北側のガリヴァルディ通りもきれいに整備された通りだ。

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 南側の港に出た。地中海に点在するエガーディ諸島などへの観光船の出発地になっている。思えばシチリアの中でもここの辺がアフリカに1番近いところ。山の上からならチュニジアが見えることもあるという。最近アフリカからの漂流船がよく報道されているが、大半はこの近海の地中海上の出来事のようだ。

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 同時にここはマグロの遠洋漁業基地でもあり、漁船もたくさん係留されていた。

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 夕方、太陽が沈みかかると船のシルエットが浮かび上がった。

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 港から宿に帰る途中、トッレアルサ通りにはパッセジャータ(散歩)を楽しむ家族連れの姿も見られた。

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 ホテルの窓から見えた大聖堂のライトアップ。クーポラが夜空に輝いていた。






































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一見ハリウッド風!のトラーパニの聖母

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 ミステリの行進に先立って、トラーパニの街散策に出かけた。最初に訪れたのはトラーパニの聖母が祭られているアヌンツィアータ聖堂。主な観光名所はほとんど旧市街に集中している中で、この教会だけが約3キロ離れた新市街にあるため、まずはここを制覇してしまえば後は楽になるとの想定だ。

 ホテル近くのタバッキで市内バスの切符を買い、新市街行きの21番バスを探した。ところがなかなか見つからない。バス停の路線図を見ていたら、21番よりもっと聖堂近くまで行く路線があるのに気付いた。それで急遽別路線(確か17番だったかな)に乗って聖堂に向かった。

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 聖堂は公園と隣り合わせ。公園に入ってみたら、園内にある入り口は閉まっている。隣接するヘポリ博物館で聞くと、聖堂へは公園外にある扉から入るとのことだった。

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 入ってみると、最初の空間は何にもないがらんとした場所。それで、その奥の部屋まで進んでゆくと。

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 ありました。トラーパニの聖母像。

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 ニーノ・ピサーノ作のこの像は、まるでハリウッドスターのような整った顔立ちだ。

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 大理石製で白くピカピカに輝いていて、市民からも特別に敬愛されており、私が行った時も参拝する市民が次々と訪れていた。

 正面から像を見ながらお参りしていたら、地元のおばさんが像の裏側に回って手招きをしている。

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 ん?と思いながらも裏側に行ってみると、おばさんは聖母像の足元をさすりながら、「こうしてお祈りすれば幸せがやってきますよ」と教えてくれた。それで、その通りにしてお参りしてきた。でも、そこに「vietato toccare!(さわるな!)」って書いてあったんだけどね。

 この聖母像は市民のとても強い信仰を集めており、8月の祭にはこの聖母像がここから旧市街にある大聖堂まで行列をして運ばれ、そこで一夜を過ごしてからこの聖堂に戻るという行事が盛大に行われる。

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 またサン・アルベルト礼拝堂には銀製のギラギラしたサン・アルベルト像が。この町の守護聖人だという。

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 この他、誰かの首を踏んずけちゃっている像や

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 天井には聖母被昇天などが飾られていた。

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 トラーパニの街はこんなふうに細長く岬が出っ張っているが、旧市街はその先端の方。今度はその最先端に出かけてみた。

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 これが、一番先端にあるリニーの塔。1671年に見張りの塔として建てられたもので、今は博物館になっている。ただ、ずっと閉館中とのこと。

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 塔の脇から裏側に回りこむことが出来る。

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 真裏に出ると、岩礁が延びていた。この岩礁の右側がティレニア海で、左側が地中海。つまり、スペイン、アフリカ、ギリシャなどへ広大な広がりを見せる地中海の一方のスタート地点がここだということだ。ちょっと感激!

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 思わずはるかかなたの未知の世界を想像してしまった。

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 ティレニア海側から見たトラーパニの街並み。右寄りに見えるドームが大聖堂だ。

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 そして、後日訪れるエリチェはあの山の頂上にある。それにしても、何とまあこの海の色の“深い青”!!









































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聖劇を彩った女性たちー processione dei misteri trapani ⑦

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 16世紀から脈々と受け継がれてきたこのミステリの主役は、もちろん木製の群像たち。そしてそれを担ぐ男たちが影の主役だ。でも、重苦しい雰囲気の中に、そっと涼風を届けてくれたのが、行進に参加する女性たちの清々しい表情だった。そんな女性たちをクローズアップしてみた。

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 冒頭の女性と二人は、先頭に立つ鼓笛隊として活躍していた。

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 大きな目が印象的だった10代の少女。

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 白頭巾がよく似合っていた。

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 一方こちらの女性は本当の尼僧かと思えるほどピッタリの装いだった。

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 とてもアグレッシヴな雰囲気を持った女性。スポーツウーマンかも。

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 ブラスバンドでクラリネットを担当していた。

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 その隣にいた、同じくクラリネット担当。

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 ここから3人はみなロウソクを持って行進していた女性たち。

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 いずれも長髪で、風にそよぐ髪が優雅だった。

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 タレントのだれかに似ているような・・・。

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 この子は高校生かな。

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 けがれなき天使のような美少女も。

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 彼女のサックス演奏は素晴らしい響きを奏でていた。






































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聖劇の行進はクライマックスへ processione dei misteri trapani ⑥

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 行列はいよいよ最高潮に差しかかる。

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断続的に付いて回ってきたが、さすがに疲れた。夜にもなり、一旦列を離れレストランで夕食を摂った。クスクスとスカロッピーナ・リモーネ、ヴィーノヴィアンコ。2時間近く経って通りを戻って行くと、音楽が聞こえてきた。行進はガリバルディ通りに差しかかっていた。

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 男たちの表情にもさすがに疲れの色が見えてきた。

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 それでもゴールはまだまだ。この行進はキリストが味わった受難、苦しみを自らも同じように味わうという意味も込められており、彼らが途中でギブアップすることはあり得ない。

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 すっかり夜も更けた。群像のミステリだけが闇に浮かび上がる。

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 ローマの兵士たちはキリストを連行し、服をはぎ取った後頭に棘だらけの茨の冠を載せ「ユダヤ人の王万歳」とあざける。また、殴り、つばを吐き、凌辱の限りを尽くす。

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  そんな凄惨な場面が、旧市街の暗くオレンジに染まった建物に囲まれた通りで展開され、音楽隊の苦悶に満ちたメロディが街頭に染み透る。

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 もう行進の開始から8時間を過ぎた。御輿にはロウソクが灯されているが、それを担ぐ男の背中や髪に、燃えて溶けたロウソクのろうがこびりついている。

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 出会った場面は「この人を見よ」。裁判によって死刑の求刑がなされ、キリストはその決定権を持つローマ総督の前に連行された。だが、総督ピラトが検証すると、キリストが死刑に値する罪は見いだせない。ピラトは死刑を求めるユダヤ人民衆に言う。「この人を見よ」-あなたたちはこの人の真の姿が見えていないのだー。

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 だが、民衆は納得しなかった。キリストはそのまま処刑場へと連れ去られる。神の沈黙に耐え、肉体の苦痛に耐え、全人類の罪の重さを背負って十字架へと向かうキリストの壮絶な表情がアップされる。

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 ふと上空を見上げると、この日は満月だった。朧にかすみながら見事な満月が。

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 ミステリの行進はトラーパニの新旧両市街の境界付近まで進んできた。夜も更けてゆくが見物人の数はますます増えてきた。

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 そして、深い闇の中から浮かび上がる群像の迫力も頂点に達してきた。

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 ミステリがホテル近くまで来たのを機に、行進見学は打ち切ることにした。やっぱり日ごろの運動不足がたたってか、相当に疲れた。

 でも、6階の部屋に戻ると、外のざわめきがここにまで届いてくる。窓を開けてみると、何台ものミステリの御輿がウンベルト広場に集結し始めていた。

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 続々と集まるミステリ。そしてそれぞれのグループの音楽がさざ波のように聞こえてくる。

 ここが日本から遠く離れたシチリアの港町であることなどすっかり忘れ、果てることのない聖劇の余韻に酔いしれながら眠りに着いた夜だった。







































 

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キリスト磔刑、悲しみの聖母マリア processione dei misteri trapani ⑤

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 ミステリの聖劇は、いよいよクライマックスに差しかかる。キリストの処刑が決まり、磔へのカウントダウンが始まった。

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 キリストの悲壮な表情が心に刺さる。

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 行進開始から5時間が過ぎたが、幼い子供たちも弱音を吐かずに進んでゆく。

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 キリストは処刑の地であるゴルゴダの丘へ、自らが吊るされる十字架を担いで歩く。

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 処刑上に着いた。ボロボロになった服を脱がされ、磔への準備が進む。

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 いよいよキリストは十字架に吊るされてゆく。

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 彼は叫んだ。「神よ、神よ、なぜ私をお見捨てになるのですか?」。日は沈み、背景はブルー一色に塗り込められた。

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 キリストの右わき腹に、兵士が槍を突き立てる。

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 最後の最後まで残忍な攻撃は続けられた。

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 そして処刑は実行された。遺体となったキリストは十字架から降ろされる。

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 そして棺に納められた。

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 わが子の悲惨に、母マリアは悲しみのどん底に突き落とされる。

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 四方にロウソクの立てられた聖母像が登場すると、市民たちは一斉に十字を切り、祈りを捧げた。

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 マリアの痛切な表情は、これまでのドラマのすべてを包括している。

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 その像の後ろには、黒いヴェールを被った女性たちが延々と続く。深い哀しみに暮れる聖母の想いに寄りそう女たちだ。











































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キリストの逮捕、街中に人が溢れてーprocessione dei misteri trapani ④

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 「ケデロン川での転落」。逮捕されたキリストは裁判を受けるためにエルサレムに向かう途中、足を滑らせて川に落ちてしまう。そんなシーンが御輿の上で展開される。

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 その御輿を担ぐ男たちはみな地元の住民たちだ。

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 一方、子供たちはちょっと飽きてきたかな。

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 少し大きな女の子。もちろんこの日は学校はお休み。

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 こちらは高校生かな。

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 いよいよ裁判が始まった。キリストは大祭司の質問に対して、自らを神の子メシアだと認めた。それが、神を冒涜するものだとして、死刑が求められる。

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 各グループのミステリの後ろには音楽隊がつく。1グループで50人もの大部隊になり、それぞれが哀愁を帯びたメロディを奏でて行進を盛り上げる。

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 キリストの一番弟子ペトロは「キリストの仲間ではないか」と問われて、3度「そんな人は知らない」と否定する。

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 こちらのグループの担ぎ手にはサングラス組が沢山。

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 「ヘロデの質問」。時の王ヘロデはキリストに質問を繰り返すが、彼は答えない。

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 それぞれの像が近づくたびに、市民たちは目を凝らしてその様子を見つめていた。

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 中でも特等席は沿道の家のテラス。上の階からは全体がよく見え、あちこちのテラスが即席のプレミア席になっていた。

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 男たちはまだまだ元気いっぱい。

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 旧市街の中でも最も広い通りの1つイタリア通りに出てきた。観衆の数もぐんと増える。

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 先回りして行進の先頭に追い付いた。鼓笛隊の先導はすぐまた小路に入っていく。











































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