街散歩・「アフリカがすぐそこ」の整備された街並みートラーパニ
トラーパニの街を散策した。メインストリートはヴィットリオ・エマヌエーレ通り。見事に整備された館がずらりと並ぶ。ここは歩行者天国になっており、カフェやレストランが数多く出店してにぎわっている。
そのスタート地点の建物がカヴァレッタ宮殿。18世紀初頭の建築でバロック様式。以前はここが上院議会だった。屋上に2つの時計が付いており,リズミックな窓枠も特徴的だ。
その横の建物にも時計が2つ。こちらはカルタゴ時代からあったトラーパニ最古のオスーラ門跡。
夜になるとライトアップされ、荘厳な風景に変化する。
パスクワの週間だったので通りには旗が立てられて、一層華やかな感じだった。
これは聖週間を表すトラーパニの旗。
大きな風船を持った子供らが通った。こんなに持ってどうするのかな?それともお父さんの商売の手伝い?
かわいい母子の姿も。
軒下にはマリオネット人形が。
ちょっとユーモラスなカフェの看板。
1つ北側のガリヴァルディ通りもきれいに整備された通りだ。
南側の港に出た。地中海に点在するエガーディ諸島などへの観光船の出発地になっている。思えばシチリアの中でもここの辺がアフリカに1番近いところ。山の上からならチュニジアが見えることもあるという。最近アフリカからの漂流船がよく報道されているが、大半はこの近海の地中海上の出来事のようだ。
同時にここはマグロの遠洋漁業基地でもあり、漁船もたくさん係留されていた。
夕方、太陽が沈みかかると船のシルエットが浮かび上がった。
港から宿に帰る途中、トッレアルサ通りにはパッセジャータ(散歩)を楽しむ家族連れの姿も見られた。
ホテルの窓から見えた大聖堂のライトアップ。クーポラが夜空に輝いていた。
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