清新な雰囲気 トラーパニの大聖堂

町のメインストリート、ヴィットリア・エマヌエーレ通りで一際目立つ建物がある。大聖堂だ。14世紀の建設だが、17世紀に建て直された際、バロック様式に変更された。

ちょうどファザードの「聖家族」の彫刻に陽が当たってクローズアップされたようになっていた。

中に入ると、透明感にあふれた清新な雰囲気が素晴らしかった。

天井は高くすっきり。

中央祭壇は荘厳な感じに装飾されている。

内部の絵画の中でも目立っていたのがこの絵。ヴァン・ダイクの「十字架に架けられたキリスト」。フランドルの画家の絵がシチリアにあるのは意外だった。それでちょっと調べてみたら、彼は6年もジェノヴァに滞在し、シチリアにも何度か訪れていたという。

改めて天井を見上げる。軽やかで美しい空間が印象的だった。

そして祭壇の抜けるような明るさも独特の雰囲気を持っていた。

それだけではない。正面入り口の扉に目を奪われた。ちょっとモダンな感じの浮き彫りが6枚。それが何を表しているのかが不明だったが、面白いデザインだったので撮影してみた。

多分キリストが馬に乗った人に何かを話している。

こちらは祈りを捧げているようだ。

群衆と共に。

ここにきて、タイトルらしきものを見つけた。「APOCALISSE」。世界の終わりを説いた黙示ーという意味のイタリア語。つまり、黙示録の内容が描かれているようだ。

世界の終りとなれば、最後の審判が行われる時だ。

また、「トラーパニの聖母」という浮き彫りもあった。アヌンツィアータ聖所記念堂で見たあの聖母像がここにも再現されていた。

こちらはサン・ロレンツォ像。この大聖堂は正式名称がサン・ロレンツォ大聖堂。ここに祭られている聖人だ。
大聖堂という名称にしては小規模な教会だが、とても清々しく美しい教会だった。
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