さまざまな様式が混在するカテドラーレ・・・パレルモ⑫
カテドラーレ、いわゆる大聖堂はヴィットリオ・エマヌエーレ通りの、パレティーナ礼拝堂への途中にある。創建は1184年だが、今日まで何度も改修を重ねてきたため、イスラム、ノルマンなど様々な様式が複合的に組み合わされている。
中央の丸屋根は18世紀後半と、比較的近代に建築されたものだ。
内部はかなり広い。中でもすっぽりと開いたクーポラの丸い空間が印象的だ。
主祭壇の前に下がるランタンが面白い。
奥の方に銀製の聖遺物箱。守護聖人ロザリアのものとか。
キリスト磔刑像。それを見上げる人たちがいる光景は、意外に珍しい。
貴重なラピスラズリを使った、秘跡の礼拝堂。
こちらは聖母子像。ふんだんに金を使った装飾がまぶしい。
と思ったら、こちらは銀製の聖母像。
廊下からは、最奥部の方はかすんでしまう感じだ。
天井には、部分的に昔のモザイク画が残されていた。
外に出てきた。本当によい天気。
年代の違う塔が並んで立っているのも、パレルモならではの風景。
巨大な山車のようなものが庭にあった。祭りか何かの時に使われるものなのだろう。
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