さようなら 愛しきシチリアの大地よ・・・パレルモ⑭

パレルモ滞在最終日。こうして旅の終わりが近づいていることを感じながら、ホテルの窓から沈みゆく夕陽を眺めている。

短い間でも、過ごした土地への哀惜の念が、ジワリとこみあげてくる。

紀元前からめまぐるしく他民族の支配が入れ替わり、そんな中でもたくましく独自の融合文化を形成してきたシチリア。

だが、近代では、先進的な繁栄によって築かれた、明るさにあふれた北イタリアのブランド性とは対照的に、南イタリアは暗く後進的なイメージに甘んじてきた。

しかし、この地にはオレンジに色づいたパレルモの空のように、温かく、心優しく、底抜けに情の厚い人々が住んでいた。

通算でもわずか10日間の滞在だったが、各地で触れ合った人々の優しい眼差しは、私にとって忘れられない思い出として、心に刻みつけられた。

さようなら パレルモ

さようなら シチリア
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