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ゲーテ少年の机はインクの染みで真っ黒だった・・・ゲーテハウス

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 フランクフルトはゲーテが生れ育った街。その生家を訪ねた。街のほぼ中心、シルエットの描かれた入口から入ると、まずは博物館になっており、小さな中庭を経由してゲーテハウスにつながっている。

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 入ってすぐは台所。ゲーテは皇帝顧問官の父とフランクフルト市長の娘だった母との間に1749年8月28日に生まれた。名家のため、家も4階建てと立派。実は第二次世界大戦の爆撃で生家は完全に破壊されたが、戦後忠実に復元され、疎開させてあった調度品を元に戻して公開されることになったという。

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 2階中央の間は、中国風の壁紙で装飾されており、「北京の間」とも呼ばれている。

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 階段を上る。ほどよく照明が当たり、手すりの形を壁面に映しだして、ちょっと面白い。

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 3階コルネリアの部屋。ゲーテの妹だ。彼は5人兄弟だったのだが、下の3人は早く亡くなってしまった。

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 同じ階にゲーテが生まれた部屋もあった。

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 その隣が母カトリーヌの部屋。ゲーテは後年「母からは快活な性質と物語をする喜びを受け継いだ」と記している。

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 こちらは父ヨハンの部屋。部屋には法律関係など2000冊もの本がぎっしり積まれており、ゲーテの知識欲を満たしていた。父については「体格と人生の謹厳な生き方を受け継いだ」としている。

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 絵画の間もあった。ここにはローマの風景画などが好んでかけられており、ゴンドラの模型も飾られていた。後にゲーテは1年10カ月にわたる長期のイタリア旅行をしているが、幼時の想い出が、彼をイタリアに導いた、と回想している。

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 また階段を上る。

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 4階に来た。ここ「詩人の部屋」が最も重要な場所だ。イスと机が置かれている。

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 近づいてよく見ると、インクの染みが机の大半に広がっていた。いかに熱心にここでの執筆活動をしていたかがうかがわれる。

 実際、彼の代表作である「若きウエルテルの悩み」や「ファウスト」の初稿はここで生まれたという。

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 子供の頃、妹コルネリアと一緒に人形劇を自作自演していたという、人形劇場の部屋もあった。

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 その部屋から振り返ると、詩人の部屋の壁に貼られた影絵が見えた。

 あれは、ゲーテとシャルロッテ。彼は20代に、友人ケストナーの婚約者シャルロッテに恋する。「理知的でありながら素朴、しっかりしているのに親切」な女性だった。

 その失恋をモチーフにして書かれたのが「若きウエルテルの悩み」だった。



















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ドイツ フランクフルト」カテゴリの記事

コメント

こんばんは!

ドイツは、建物も美しいですが、室内の装飾もステキですね~。

階段好きなので、階段の手すりの意匠が素晴らしいです!

ドイツは、一度は訪れて古城のホテルに泊まってみたいと思っています!

投稿: がーこ | 2015年11月28日 (土) 22時03分

がーこ様

 そうそう、がーこさんも階段好きでしたね。私もついつい階段には目が行ってしまいます。
 なかなか一般の家庭の内部は見る機会が少ないので、今回はゲーテハウスを少々詳しめに紹介してみました。
 ぼちぼちそちら、神戸方面でもイルミネーションが美しくなっているのでしょうね。1度は訪れてみたいと思っているのですが・・・。

投稿: gloriosa | 2015年11月29日 (日) 20時16分

こんばんは~♪

神戸は12月4日から13日までルミナリエです。

異人館街もイルミネーションや内部にステキな階段がいっぱいありますよ♪

お越しになられる時は是非!

投稿: がーこ | 2015年12月 1日 (火) 03時03分

がーこ様

 最新情報、有難うございます。ルミナリエは意外に早く終わってしまうんですね。今年はちょっと難しいので、東京周辺のイルミネーションで我慢することにします。
 ですが、いつか行くという気持ちだけは持ち続けたいと思っています。

投稿: gloriosa | 2015年12月 1日 (火) 21時50分

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