よさこい讃歌2015・・・刻まれた記憶④ 疾風乱舞
速さがある
しばしの静止がある
緊張がある
また緩和もある
悠久の黒があり
鮮烈な青があり
なごみの緑があり
きらめく白がある
4分半の世界が
どれだけの変化と変貌を遂げられるのか
追及する若き娘たちのエネルギーが
既成の概念を
一つ一つ取り払って
また新しい境地へと
見る者たちを巻き込んで
昇華して行く
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速さがある
しばしの静止がある
緊張がある
また緩和もある
悠久の黒があり
鮮烈な青があり
なごみの緑があり
きらめく白がある
4分半の世界が
どれだけの変化と変貌を遂げられるのか
追及する若き娘たちのエネルギーが
既成の概念を
一つ一つ取り払って
また新しい境地へと
見る者たちを巻き込んで
昇華して行く
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その日が たまたま雨だったせいだろうか
暗い舞台 背後の闇から
音もなく浮かび出たもののけが
これから起こる 不可思議の世界へと
恍惚と不安とをないまぜにして
誘う幻想に襲われた
舞うことは 狂うこと
さあ いらっしゃい
妖気の霧の中へ
狐の嫁入り
見事な変身を遂げた
百姫隊の演舞は
独自のファンタジックワールドを構築した
はたして その先には
どんな展開が 待ち受けているのだろうか
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その表情
その手先
その足許
その一挙手一投足
その沸騰する体中の熱を集めて爆発する
さあ ご覧あれ サディスティック バリスタ
一つの世界を極めようとする
若き魂の形を具現化した
奔放なる舞いを
誰に命じられたわけでもない
失うものなど何もない
ただ ひたすらに
信ずる道を走り続けることで
とぎすまされた純粋性を
この舞いが提示しようとしている
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ほとばしる気迫が
それに相対する者の心をわしづかみにする
踊りを 暴力装置に置き換えてしまった
拒否の律動
世紀末のウイーンで すべての体制を拒絶してエネルギーを放出し
未完のままに 短い命を燃焼しつくした
エゴン・シーレの姿が
二重写しのように
脳裏によみがえってきた瞬間が あった
瞳の奥から発せられる
強烈な磁力に
瞬く間に 引き寄せられてゆく
それが 陶酔と奈落との
危ういボーダー
淵に立つことをさえ いとわない
そんな決意に満ち満ちた 魔力の舞い
今年もよさこいのハイライトをお送りします。昨年に比べて出かけるチャンスが少なかったので回数も少なめになりますが、印象深いチームを掲載させていただきます。
添える文章は、きわめて独断と偏見に満ちた内容ですが、すべて心からの敬意と賛美に基づいた表現のつもりですので、どうぞご容赦ください。
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フランクフルトは欧州中央銀行の存在で象徴されるように、経済の街だ。
それを反映するかのように、市街地には超高層ビルが林立している。通常、旧市街地には大聖堂の塔よりも高いビルは規制されるのだが、ここは例外の街。95mの大聖堂よりも高いビルがずらり。
この風景は、ニューヨークのマンハッタンになぞらえて「マインハッタン」と呼ばれる。以前にも紹介したように、フランクフルトという地名はドイツ国内に2つあり、こちらはマイン川の沿岸にあることから「フランクフルト アム マイン」が正式名称になっている。そのマインをもじったニックネームだ。
そんなビル群を、散策ルートに沿って別角度から見てみよう。これはシュテーデル美術館に行くために渡ったホルバイン歩行者専用橋越しの風景。
その橋から反対側のマイン川を望む。左側の高い塔が大聖堂だ。
レーマー広場手前のアイゼルナー橋から見た市街地。
繁華街に入るとブランドショップが並ぶ。そんな通りで見かけたファッショナブルなポスター。
精巧な家の内部を模型化した展示もあった。
雨が降ってきた。ぼちぼち駅に向かおう。
こんな天候でも輝くようにそびえ立つビルがあった。
見上げると顔に雨が痛いほどにぶつかる感じになってきた。
土砂降り状態!
普段はビジネスマンたちも憩う中心部の公園も、この時ばかりは無人だった。
ビルの軒下でしばし雨宿り。合間を縫って中央銀行のお決まりのショットを抑えて駅に駆け込んだ。
欧州中央銀行の業務は、実は別の新しいビルに移転したらしいが、ユーロのマークだけはまだここにあった。
これで、フランクフルト編は終了です。次回からは年末恒例となった「よさこい」のエネルギッシュな写真を連載する予定。新年からまた、ドイツ旅を再開します。
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ゲーテハウスから大通りを北東に歩いて行くと広場に面した大きな教会があり、そこに入ってみた。リーベフラウエン教会だ。
入口は全く質素な感じだが、よく見るとなかなか凝ったしつらえになっていた。
銅版で造られた扉には聖母マリアの生涯が刻まれている。左上から逆時計回りに見て行く。最初は受胎告知。キリストの妊娠を告げられる場面だ。
キリスト誕生。東方三博士が祝福に訪れる。
だが、時の権力者による追及を逃れてエジプトへ逃避して行く。
キリストの受難によって、苦しみを味わう母マリア。
突然時は流れて、処刑されたキリストが復活し、マリアと対面する。
そして、聖母マリアは天に昇って行く。
この教会も第二次世界大戦でほぼ全壊状態となり、1954年に再建されたが、その際にこのレリーフも彫刻家ウエルカーによって制作された。
今回の旅行では、どんなに古そうに見えても戦後再建されたケースがほとんど。いかに戦争が人類の貴重か資産を破壊してしまうか、そしてドイツがいかに力強く復興してきたのかを実感することの連続だった。
中に入ろう。内部は身廊と両側の側廊とのゴシック三廊式になっている。
列柱には聖人像が取り付けられている。これは十字架を持つ聖ペテロ。
このピエタ像は14世紀末のもの。まだ素朴さを残した像だ。
キリストを抱く聖アントニオ像。アントニオはイタリア・パドヴァにある巨大な教会に祭られている。この像は1954年の制作。
奉納画は幼子を抱くマリアとその母アンナの姿だ。
ステンドグラスも新しい。ドイツでは各地でこんな現代風なステンドグラスにお目にかかった。
そのステンドグラスを通して、ほんの少しの間光が差した。壁に映った光の模様がとても印象的だった。
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