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イーストサイドギャラリーで「伝説のキッス」を見る・・・ベルリン㉝

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 オスト駅から緩い坂を下るとミューレン通りに出る。そこから、次のワルシャワ通り駅近くまでの1.2キロが、「壁」面を利用して描かれたイラスト展示場になっている。 通称イーストサイドギャラリー。カラフルに展開されるイラストを見て回った。
 
 最初に紹介するのが、「社会主義兄弟のキッス」と呼ばれるこの絵。 旧ソ連のブレジネフ書記長と東ドイツ(ドイツ民主共和国)のホーネッカー議長が熱烈なキッスをしているシーンだ。
 
 以前この絵は想像上のものだと思っていた。しかし、実際にこんなシーンがあったと聞いた。ただ、いくらなんでもこれほど熱烈な形ではあるまいと思っていた。
  だが、まさにこの絵そのものの光景が展開されていたことが、今回フランクフルトで見つけた写真によって確認された。
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 それが、この写真。フランクフルトで、ゲーテの家を訪問した後街を散策していると、ある店のショウウインドウにこの写真が張られていた。
 1979年、東ドイツ誕生30周年の式典が行われた時の光景だという。
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 それでは、その他のイラストを見てゆこう。これは、破れた壁からどっと人がなだれ込んでくるところ。
 壁は1961年8月13日に建設され、1989年11月10日に破壊されたが、イラストの最初の展示は1962年になる。
 犠牲者の多かったベルナウアー通りに、冷戦時代を風刺するものや壁崩壊を喜ぶものなどが計24か国の芸術家118人によって描かれた。壁の撤去と共に消える運命だったが、保存の声が多くなり、オープンギャラリーとして残されることになった。
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 東独の大衆車トラバントが壁を突き破って出てきた。
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 これは有名なイラストらしい。大聖堂のプロジェクションマッピングでもこのイラストが登場していた。
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 楽しみながらの壁壊し作業!?
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 これは見ての通り、壁を飛び越えた。この人物、どこかオバマ大統領に似てる。
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 日本の風景もあった。でも四重の塔?
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 こちらはかなりのサイケ調。
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 この人は間違いなくゴルバチョフ。
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 壁の切れ目を見ると、実際の壁は こんなに薄く感じる。
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 こうした壁も、一九八九年にようやく崩壊した。
 

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ドイツ・ベルリン」カテゴリの記事

コメント

ベルリンの壁の落書き、こうしてみると面白いですね。
この壁が崩壊する3ヶ月ほど前に、ベルリンを訪れたことがあるのですが、その時には、まさかすぐに崩壊するとは思っていなかったです。
ベルリン市内の地下鉄が、東側に入るとすべての駅を通過して、また西側に入ると、何事もなかったように西側の駅に止まったのが印象的でした。
壁崩壊後、ベルリンには行ってないので、またたずねてみたいですね。

投稿: Khaaw | 2016年5月15日 (日) 07時23分

khaaw様

 壁崩壊直前のベルリンを体験なさっているのですね。すごい!その当時に比べれば今のベルリンは全く別の都市に生まれ変わってしまったといっていいと思います。
 しかも、現在も再開発が盛んに行われていますし、まもなく空港も新しいものが出来て移転するはずです。再訪なさればいろんな驚きがあると思いますよ。

投稿: gloriosa | 2016年5月15日 (日) 11時34分

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