祭り

レガータ・ストリカ5

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 レースは白熱した戦いが繰り広げられる。白チームの白いユニフォームはは青い水のカナルで一際映えていた。

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 オレンジチームは迫力十分、ハンサムぶりでも、個人的評価ではこのチームがトップだったかも。

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 応援もまた面白い。それぞれのチームカラーのTシャツを着て、岸辺にボートを繋いで集合し、風船を吊り上げるなどして一喜一憂しながら声援を送る。私が移動した場所の手前にはオレンジチームの応援団が陣取っており、懸命の応援を展開していた。なお、後方にはリアルト橋が見える。

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 最終レースでは、そのオレンジチームが見事優勝してしまった。激戦を戦う選手たちの懸命のレースぶりに加えて、応援団の熱烈な応援と歓喜の様子を間近で見ることが出来るというおまけまでついてくれた。

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 レガータ・ストリカは、静かな興奮と共に始まり、沸き立つ歓声でフィナーレを迎えるという、印象深いフェスタ体験となった。

 今週からヨーロッパに行ってきます。そのため、1か月ほどブログはお休みします。10月後半にまたお会いしましょう。

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レガータ・ストリカ4

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 パレードが終わると、今度は真剣勝負のレガッタが始まる。レースは2人乗り、4人乗り、女子などいくつかの種目に分かれて行われる。種目によって走る距離が違うので、最も遠くになるサンタ・ルチア駅前までは来ないものもあるため、全種目のゴール地点であるカ・フォスカリの近くまで移動することにした。

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 最初の女子2人乗り。予想以上にスピーディ で、思わずピントがぶれてしまった。

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 レースになると選手たちの目の色も違ってくる。なぜなら選手たちはそれぞれの地区の代表として地区の栄誉をかけて出場するからだ。

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 6人乗りレースでは、青チームとピンクチームの壮絶な競り合いになった。力を振り絞ってオールを漕ぐ姿は、まさに海の男たちの晴れ舞台。1000年の栄華を誇った海の都・ヴェネツィアのDNAがよみがえるのだろうか。

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レガータ・ストリカ3

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 パレードは、キプロスの女王を始めとする貴族たちを乗せた華やかな船が次々と姿をみせる。

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 女神や勇者、獅子などを舳先に祭った金銀のきらびやかな装飾が、きらめく。

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 船上の貴族たちも迎える観衆の歓呼に、にこやかに応え、優雅で温かな時間がヴェネツィアの街を包み込む。

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 すべてが手漕ぎの船なので、エンジン音などは一切しない。滑るように水面を進み、絵のような情景が静かに水平移動していく。

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 アドリア海を制した海の女王・ヴェネツィアが最も美しく輝いていた時代、その栄光にひたる一日が、この日なのだ。

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レガータ・ストリカ2

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 2007年の9月第1日曜日は、抜けるような青空がヴェネツィアの上空に広がった。絶好のレガータ日和。パレードはサンマルコ広場をスタートし、カナルグランデをさかのぼってサンタルチア鉄道駅で折り返す。サンマルコ広場はどうせ人で溢れるだろうからと、折り返し点のサンタルチア駅前で待つことにした。

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 午後4時過ぎに到着すると、もう駅前の階段でゴンドリエーレたちによる合唱団が自慢ののどを披露し始めていた。なごやかな、そしてわくわくするムードが広がっていく。そして間もなくスカルツィ橋方向にパレードが近づいてきた。

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 両サイドに十数人のこぎ手、甲板には中世の華麗な衣装をまとった人たちが、にこやかに観衆の拍手に応える。

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 船の舳先には、馬車に乗った女神などのきらびやかな装飾が施され、傾き始めた日差しを浴びて輝く。

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レガータ・ストリカ1

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 9月の第一日曜日、ヴェネツィアの動脈が熱気に包まれる。動脈とは、もちろん本島の中心部を貫くカナルグランデ(大運河)のことだ。この日は15世紀の出来事に由来する華麗な古式礼装による水上パレードと、さらに昔に遡るボートレースがこの運河を舞台に展開されるからだ。

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 パレードの原形は1489年のキプロス領有を記念する式典だ。東地中海交通の要衝であるキプロスは、交易によって繁栄を築いていたヴェネツィアにとって大きな関心を寄せる土地だった。当時の共和国は、キプロス王・ジャコモ2世にカテリーナ・コルテーロというヴェネツィア美人との結婚を申し入れた。但し、後継者が生まれない場合はキプロスをヴェネツィアに譲り渡すという条件を付けて。

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 子供は生まれたものの、その子は間もなく他界、共和国の思惑通りに事は運びかかった。が、後を継いだカテリーナが女帝となり、共和国の要求を15年にわたって拒否し続けた。

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 しかし、女帝も共和国の圧力に屈し、1489年、ついにヴェネツィアの軍門に下った。その退位したカテリーナを迎える儀式が、このパレードの起源となった。

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レデントーレの祭り4

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 ようやく花火全体が見通せる場所に移動できた。ほっとして上空を見上げた時、私は素晴らしい光景に出会うことになった。大輪の花火が上がる。全開となった炎の花びらに包まれるようにして、有翼の獅子像がくっきりとシルエットとなって浮かび上がっている。

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 聖(サン)マルコはヴェネツィアの守護聖人だ。その象徴が有翼の獅子。夏の真夜中の空中に、守護聖人が光と共に姿を現す。これこそ、花火を企画したヴェネツィア人の、したたかな狙いだったのではないか。

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 花火の種類はせいぜい5-6種類。日本の花火大会のように技巧を凝らした多彩なものではないが、とても優雅に夜空を彩っていく。時に大玉の花火が続くと観衆から歓声と共に大きな拍手が湧く。素朴に純粋に、花火と一体となって喜びがはじける。

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 午前0時、わずか30分で花火は終焉を迎えた。それでも、地元の人たち、観光客みんなが心を一つにして見上げ、喜び、祭りを祝い合ったこの時間は、とても濃厚なひとときだった。

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 ただでさえ狭いヴェネツィアの道路。「チャオ」「チヴェディアーモ」。別れの挨拶が交差する中、市民たちと肩をこすりあいながら帰路につく間、祭りに心地よく酔いしれる自分に気がついた夜だった。

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レデントーレの祭り3

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 教会のミサを済ませてから、私は花火をサンマルコ広場で見るために、道を引き返した。ヴェネツィアに住むラウラの話だと花火の開始は午後11時30分。1時間前に着いていれば十分場所は確保できるだろう、という気持ちだった。道すがら3月22日通りのグッチやフェラガモなどのウインドウをのぞいたりしながら、10時30分には広場に到着した。

 「ああ、広場の人たちはまだまだたいした数ではないようだ。これでじっくりと花火が見られるかな」

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ところが、大聖堂から海側に向いた小広場は既に押すな押すなの大群衆。運河に面した通りにはとても近づけない状態になっていた。仕方がない。小広場の中ほど「カフェ・キオッジャ」のテーブル席の後方で開始を待つことにした。

 山国で育った私にとって、花火の原点は幼い頃の夏祭りの線香花火だった。ぎこちなく着せられた浴衣姿で、神社に向かうあぜ道でホタルのゆらめきに歓声をあげた後、夜店で買った線香花火に母が火をつけてくれた。赤く丸い 火の玉がいくつもの炎のしぶきを発して光っていた。とても控えめで、でもとても心に沁みる輝きだった。

 この夏は例年よりずっと早く熱波が街を包んでいた。昼の間は焼けるような日差しが照りつけていたが、11時を過ぎて、人いきれの中にもふっと涼をもたらす風が通り抜ける。イタリアの夏も、この時間になると優しさを取り戻す。大人になって大規模な花火大会も数多く見てきたが、初めての異国での花火が、今始まろうとしていた。

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 11時30分、珍しく正確に花火が始まった。だが、花火の打ちあがる場所が、想定していたところよりずっと右側で、行政館の建物の影になってしまっている。

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 聖テオドーロの像の背後に半分だけ花火が見えるといった状況で、キオッジャ周辺にいた人たちが一斉に左へ左へと移動を始めた。もちろんその場所にも人はあふれているので、かなり厳しい移動だったが、皆とてもフレンドリーにスペースを譲り合ってくれ、どうにか花火全体が見える所まで移動することが出来そうだった。

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レデントーレの祭り2

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 ザッテレ海岸の仮橋のたもとに着いたのは午後8時を少し過ぎたころだった。夕陽が対岸のジュデッカ島に最近出来たホテルの彼方に沈もうとしていた。

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 手前に先端だけを見せるサン・セバスティアーノ教会の鐘楼がのぞく。

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 そして優雅な姿を見せるレデントーレ教会が、茜色に染まっていた。

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 行列は橋の上だけではなかった。海上にも祭りを祝う人たちの船が続々と集まり始めている。

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 教会とヴェネツィアの玄関・サンマルコ広場との間の水面は、瞬く間に大小の船で埋め尽くされようとしていた。

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 潮風が人々のほほを優しくなでて通り過ぎる中で、いわしのマリネ、パスタ、スイカ、そして必需品のワイン。海上の祝宴はもう既に開始のゴングが鳴り渡っている。

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 仮橋を渡りきってたどり着いた教会正面の階段は、まるでローマのスペイン階段を思わせるかのようなラッシュ状態だった。まだ、お目当ての花火大会までは3時間以上もあるというのに・・・

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レデントーレの祭り1

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 ヴェネツィアで冬のカーニバルと並ぶ夏の祭り「レデントーレの祭り」は毎年7月の第三日曜日に行われます。今年は19日。この特集をご覧下さい。

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 祝宴は、すでに教会とは遠く離れたリアルト橋の近くでも始まっていた。船を貸し切り、ジュデッカの運河に乗り出していくらしいグループの挙げる歓声が、こだまのように響き渡った。その表情は、浮き立つ心を抑えきれないかのように口許がほころんでいる。ラ・フェスタ・ディ・レデントーレ。レデントーレの祭り。

16世紀、1575年から77年にかけてヴェネツィアを襲ったペストの猛威は、数万人もの死者を出す壊滅的な打撃をこの国にもたらした。ようやくその蔓延が収まったとき、レデントーレ教会は祈願成就の祈りを込めて建立された。その起源は決して明るいものではないが、今では市民こぞっての祝祭の日として定着しているのだ。

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 市民の参拝はその前日から始まる。何千何万という人たちが教会に詣でるのだが、そのためにだけ、その二日間だけのためにザッテレの海岸からレデンントーレ教会正面までジュデッカ運河を横断して浮橋が作られるのだ。

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 橋の長さは333.7m、幅3.6m、34隻の船を連結することで繋ぎ止めるもの。11月にサルーテの祭りに作られる仮橋よりずっと長い。

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 しかも、ただ単に水面と平行に作るのではなく、運河の中央部分はなだらかに盛り上がる勾配を付けた構造だ。もちろんこのカーブはバポレットなど各種船舶の航行を可能にするためなのだが、ヴェネツィア人ならでは、と思わせるような優雅な勾配なのだ。

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 そして、その先には建築家アントニオ・パラーディオ設計によるレデントーレ教会が、優雅な姿を浮かび上がらせている。

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ヴェネツィア ヴィエンナーレ2

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 ヴィエンナーレの二回目です。オーストリアの作家による絵画。流れ落ちる滝のような構図をじっと見入る女性の姿が妙にマッチしていて、この女性も含めて一つの作品になっているような錯覚を覚えた。

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 右隅の二人が見つめるものは希望か絶望か、なぜか哲学的な心境に引き込まれる作品だった。

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 部屋全体を使って暗い静かな空間に光の輪を浮かび上がらせた。

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 会場にはさまざまな国のパビリオンが立ち並び、それぞれの国を代表する作家が自由なコンセプトで作品を作り上げていく形式。とてもエキサイティングな気持ちにさせてくれる催しだ。

 今年の全体テーマは「世界を構築する」で、最優秀賞の金獅子賞はアメリカの作家ブルース・ナウマンが獲得したそうです。11月22日まで開催されています。

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ヴェネツィア・ヴィエンナーレ1

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 ヴェネツィアで2年ごとに開かれるヴェネツィア・ヴィエンナーレが、今年も先日から始まりました。今年のものは見れそうにもないので、2年前の内容をちょっぴり紹介します。

 この女性像は、会場入口近くのカフェに展示されていたもの。どうみても本物の人間そっくりの皮膚感なんだけれど、近づいてみると、身長2mは軽くオーバーするような大きな姿で、やっと作り物だとわかった。

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 こちらは韓国の現代作家の作品。骸骨が飛び跳ねているという、なんともおどろおどろしい光景だが、じっとみていると、なぜかこの骸骨がユーモラスにも見えてくる。

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 椅子と人間の顔などを組み合わせた不思議なインスタレーション。

ヴィエンナーレはこれから11月初めまでの半年近く開催されています。会場はバポレットの「ジャルディーニ」という停留所で降りて右側の会場入口まで数分で到着。前回は入場料15ユーロだったのですが、今年はどうでしょうか?ここの他、島内の教会やコンベンションホールなどあちこちで作品展示をしているはずですので、パンフレットでチェックして行動するほうがベターでしょう。

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おはら祭in渋谷

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 今回は、先日渋谷駅前で行われた「渋谷・鹿児島おはら祭」のスナップをご覧頂きます。この祭りは、鹿児島の伝統的な民謡「おはら節」に合わせて催されるおはら祭を、渋谷に場所を替えて実施されているもので、今年で12回目になるそうです。この「ヤング踊り連」は、本場鹿児島からの出場で、さすがと思わせる迫力満点の踊りを見せてくれました。

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 渋谷との結びつきは、鹿児島出身の連合艦隊司令官・東郷平八郎の東郷神社が渋谷にあること、あのハチ公像を制作したのが鹿児島出身の彫刻家・安藤照氏だったことなどの縁だそうで、祭りも年々盛大になってきているようです。今年は全部で53組の踊り連が優雅な、あるいは元気な踊りを披露してくれました。

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 踊りの合間の談笑風景。みんな溌剌としていますね。

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 都会のど真ん中での、ローカル色あふれる催しというのは、なかなかファンタスティックで楽しいひと時でした。

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 踊り手だけで数千人、観客は数十万人にもなったでしょうか。こんな形で全国各地の祭りが東京でも見ることが出来れば楽しいですね。

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ヴェネツィアカーニバル(Carnevale di Venezia)スペッターコロ3

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 祭りもいよいよ終盤、舞台のそでで花火が打ち上がりました。

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 フィナーレにはマリエたちや出演者が舞台に勢ぞろいし、観客の拍手が巻き起こりました。

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 イベントが行われた舞台は、こんな形で、夜も光輝いています。

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 真夜中、無人の静けさを取り戻したサンマルコ広場の上空に、月がひっそりと姿を現していました。

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 最後に、ヴェネツィアで出会った人たちの中で最も印象的だった少女。いつか又この可憐な少女と、この広場で会えることを祈りながら、カーニバル特集を終了します。

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ヴェネツィアカーニバル(Carnevale di Venezia)スペッターコロ2

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 いよいよパフォーマンス劇の開始です。白いカーテンを上手に使った影絵風な演出でスタートしました。

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 竹馬でも履いているのでしょうか、巨人の妖怪が舞台狭しと飛び回ります。

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 ライティングがブルー系に変わり、神秘性の増したムードが会場を包み込みました。

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 一転照明は赤く変化し、激しい踊りのパフォーマンスは最高潮に達しました。

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ヴェネツィアカーニバル(Carnevale di Venezia)スペッターコロ1

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 今日はカーニバルの夜のスペッターコロ、つまりショーの模様を紹介しますが、その前に今年の仮装の様子を一枚お見せします。ミラノに留学中の友人が送ってくれたものです。今年もサンマルコ広場付近はものすごい人で、身動きも出来ないくらいだったとのことです。そんな中で捉えた優雅なレディのファッション。

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 夜の部ではさまざまに嗜好を凝らした扮装やショーが展開されました。これは馬に乗った貴族の行進です。

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 続いて鼓笛隊のリズミカルな音楽が広場全体に響き渡ります。

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 トランペットの勇壮な響きで紙吹雪が舞台に舞います。

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 フラッグショーは、広場を一段と華やかにしました。

   

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ヴェネツィアカーニバル(Carnevale di venezia)マリエの行列3

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 いよいよ夜の部のショーが始まります。マリエたちがサンマルコ広場に特設された舞台に上がってきました。舞台中央から向かって左側の女性たち。

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 右側の女性たちのほうがリラックスしているようです。

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 この舞台の女主人役が中央の女性。オルネッラ・ムーティという女優さんだそうです。それにしても、ふくよかな胸はちょっと刺激的ですね。

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 マリエの数は12人だったはずなのに、と思っていたら、最後にもう一人がしずしずと登場してきました。中世の衣装の豪華さが、華やかな舞台を一層きらびやかに盛り上げます。

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ヴェネツィアカーニバル(Carnevale di Venezia)マリエの行列2

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 マリエたちがサンマルコ広場に入ってきました。その素敵な表情をご覧下さい。この女性はきらきらと笑顔が輝いていました。

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 こちらは北欧風のノーブルなイメージ。

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 彼女は一際可憐さが引き立つ笑顔です。

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 このころの広場は、立錐の余地も無いほどの大観衆で埋め尽くされていました。

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ヴェネツィアカーニバル(Carnevale di Venezia)マリエの行列1

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 天使の飛行の後は「マリエの行列」です。このパレードのいわれは、次のようなものです。10世紀、結婚のため花婿の待つリドに向かっていた花嫁を乗せた船がダマルチアの海賊に襲われ、花嫁と多くの持参品が強奪された。このため、ヴェネツィア人たちは奪回チームを作って遠征、見事花嫁たちを奪い返すことに成功した。この勝利を記念して、格式ある富豪たちに呼びかけて、貧しい階層から選ばれた12人の女性たちに富を分かち与えた。この女性たちをマリエと呼んだ。

 女性たちの行進の前触れとして、まずはフラッグチームの見事なショーが展開されます。

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 マリエたちがゴンドリエーレに担がれて行進します。この写真は行進の途中で一休みしている時です。

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 行進には従者たちの団体も加わります。それに人型の切り抜き人形のようなものもありました。

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 この行列はヴェネツィア本島の東端にあるサン・ピエトロ教会を出発し、ジャルディーニ周辺を通ってサンマルコ広場を目指します。もう先頭はサンマルコ小広場に入りました。

 待ち受ける人たちの渦に巻き込まれてしまいそうです。広場は毎年こんな状態なので、じっくり見ようと思えば、アーセナル停留所の先あたりがよさそうです。

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ヴェネツィアカーニバル(Carnevale di Venezia)天使の飛行

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 ヴェネツィアのカーニバルは、一般的には仮面装束の人たちが街を練り歩く祭りというイメージが浸透しています。でも、それだけではありません。いろいろなイベントも同時に行われます。それらの紹介をしてみましょう。まずは、「天使の飛行」。名前から想像するのは、エンジェルたちが空を飛ぶ光景でしょう。でも、ちょっと違います。

 サンマルコ広場の鐘楼から小広場側に金属の線が渡され、鐘楼の上に人が登っています。

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 そこから何やら金色の文字が5つ降りてきました。よく見てみると、その文字はA、N、G、E、L、Oと読めます。つまり、angelo 天使という文字が空を飛ぶのです。

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 「天使」が小広場に立つ有翼のライオン像の横を通り過ぎていきます。このライオン像はヴェネツィアの守護聖人であるサンマルコの象徴です。

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 最後の「O」の文字には、この飛行を操る人が乗っています。

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 無事飛行が終了し、広場一杯にブラボーの声とともに紙吹雪が舞います。わずか数分間の素朴なイベントですが、広場の市民たちは皆心からこの伝統行事を楽しんでいるようでした。今年も2月15日の日曜日昼に実施されるようです。ヴェネツィアに行かれる方はぜひ一緒に楽しんでください。

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ヴェネツィアカーニバル(Carnevale di Venezia)女性素顔編

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 カーニバルで出会った女性たちです。まずはとても優雅なたたずまいで注目を集めていたのが彼女でした。

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 その彼女のお友達。このグループは四人で観光に来ていて、現地で衣装を借りたそうです。

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 こちらは大人のムード一杯のレディ。とてもシックでした。

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 このご婦人は毎年登場する、地元ではおなじみの方だそうです。多分今年も華麗な衣装で観光客を楽しませてくれるでしょう。

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 ちょっとワイルドな彼女。私の知り合いのイタリア人男性は、この女性がタイプだと、写真に見入っていました。

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ヴェネツィアカーニバル(Carnevale di Venezia)素顔男性編

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 華やかな衣装で注目を浴びるのはどうしても女性になりますが、イケテル男性もあちこちで見かけます。この紳士はスマートさ、品格、表情などいずれも一級品のダンディぶりでした。

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 こちらは一際にぎやかだったグループ。旅行客のようでした。

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 そのリーダー格のおじさん。とにかく元気。

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 パレードに参加していたイタリア人男性。映画スター顔負けのハンサム。

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 並み居る男性たちの中でも一番人気を集めていたのが、この少年でした。

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ヴェネツィアのカーニバル(Carnevale di Venezia)仮面編2

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 仮面といっても、顔面をすっぽり覆うものだけでなく、このように半分だけ顔を隠すタイプもあります。彼女のシャープな笑顔はとても印象的でした。

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 ところで、カーニバルの開催期間がなぜ毎年変わるのかという質問を受けました。これは移動祝日の復活祭(イースター)を元に計算するためです。復活祭は「春分の日の後の最初の満月の、次の日曜日」という期日になります。この日からさかのぼって40日(4旬節)は、キリストが磔刑に至る祈りの期間でいわゆる断食の時期になります。その1週間前の火曜日が、断食に入る前に盛大に飲み食いしようという日(マルティディ グロッサ)なのだそうです。ヴェネツィアのカーニバルは、その火曜日を最終日として12日前から祭りが始まります。今年は2月24日がその日に当たり、12日前の2月13日がスタートとなるというわけです。

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 この人はかなりのヴェテランらしく、ポーズも堂に入っていました。

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 中世の双子の騎士でしょうか。

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 ドゥカーレ宮殿横、溜息橋のたもとでのスナップです。

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 鏡に映った仮面を切り取ってみました。

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ヴェネツィアのカーニバル(carnevale di Venezia) 仮面編1

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 もう間もなくヴェネツィアのカーニバルシーズンになります。といっても、今年は去年より一か月近く遅く、2月13日が初日となるようです。そこで、来月にかけて去年のカーニバルの模様を特集します。今回は仮面編1。中心の広場・サンマルコ広場はこのような仮面を付けた人たちであふれます。

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 この仮面の方は物腰も優雅で、かなり目立っていました。

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 こちらはカップルらしく、常に二人で行動。白系の衣装は晴れた日には特に映えます。

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 よく見ると仮面の中の地肌にも入念な化粧を施しているのがうかがえます。

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サルーテの祭り3

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 祈りの言葉が一段落すると、信者たちは中央祭壇に列を作って進み、聖母像に短い祈りを捧げて祭壇の裏に回る。祭壇裏の聖具室にはティントレットの「カナの婚礼」やティツィアーノの「アブラハムとイサク」などの秀作が展示されているが、この日だけは聖具室も贅沢な通路と化してしまった。ミサは一日何度も行われ、市民はこぞってこのミサに集い、家族の健康と街の平安を祈るのだ。

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 界隈では祭りならではの風景も見られる。仮橋は一方通行なので、帰りは教会の横手からザッテレ方面に進むことになるが、この道には日本の縁日さながらの屋台が軒を並べていた。テントの上に突き抜けるように沢山の風船が浮き上がり、さまざまなお菓子が所狭しと並ぶ。綿あめはイタリアでも健在だった。

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 顔と同じくらい大きな砂糖菓子を買って、ほおばりながら歩いていると、いつの間にかザッテレの海岸に出た。ジュデッカの海を赤く染めて、夕陽が静かに沈んでいった。

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サルーテの祭り2

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 中央祭壇に掲げられたグレコ・ビザンチン様式の聖母像は強いライティングに煌々と照らし出され、その周囲を彩る祭壇飾りも輝きを放っている。この、ジュスト・クールの手によるバロックは、祭りの意味と深いかかわりを持っている。上部にある3体の彫像のうち、中央が聖母、向かって右が、老婆の姿で表現された逃げ出そうとするペスト。そしてひざまづいて聖母に祈る左の女性が、ヴェネツィアを象徴した像なのだ。ペスト追放を聖母に感謝して建立されたこの教会のいわれをそのまま体現した主祭壇の周りに、信者たちは集まっていた。

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 この祭りには、夏のレデントーレの祭りのような華やかさは無い。まして、豪華な衣装に仮面の男女が闊歩するカーニバルに比べれば、全く外に向けてアピールする要素は持ち合わせていない。しかし、人々はこぞって祭りに参加し、ひたすら祈りの時を過ごすのだ。

 ミサの言葉を聴きながら、私は深紅のビロードで背景が飾られた、ヴェネツィアを現した女性像を見つめていた。

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 以前私は14歳でこの世を去った少女を取材したことがあった。急性骨髄性白血病。スポーツが得意な活発な少女は、突然の発病で、心の芯まで打ちのめされてしまう。「昨日まであんなに元気だったのに、どうして今はベッドに縛り付けられなくてはいけないの。友達はみんな毎日楽しく過ごしているのに、どうして私だけ。どうして、どうして」。悔しさ、悲しさ、ジェラシー。四角く切り取られた青空に向かって嘆く少女の行き場の無い感情が、母への反抗となって表れた。

 しかし、すべてを受け止めて献身的な看護を続ける母の姿に、少女は次第に感謝の言葉を発するようになるのだった。病は治らなかった。でも、少女は死の間際に、こう母に言葉を捧げた。「有難う、ママ」

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 崩れ落ちそうになりながらも、ひざまずいて聖母を見上げるその目からは、強い意志の力が伝わってくる。当時は不治の病だったペスト。壊滅的なダメージの中でも、ひたすら聖母を慕い続けるヴェネツィアの姿に、私はあの少女の影をダブらせていた。

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サルーテの祭り1

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 コートを脱いで行こうかと迷うほどの暖気がヴェネツィアを包んでいた。太陽は雲の奥に隠れたままだが、北風もまだ自らの出番を自覚していないらしい。11月21日。サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会の祭りの日だ。

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 サルーテ教会の起源は400年近くも前に遡る。17世紀に北イタリアを襲ったペストは猛威を振るい、1630年から31年にかけて46490人の死者を出したと記録されている。ようやく疫病がおさまった時、国は感謝の教会建設を決めて工事が始まり、1687年11月21日に、教会は落成した。これを記念しての祭りが、以来途絶えることなく続いているというわけだ。

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 前日から、カナルグランデ(大運河)を歩いて横断するための仮橋が渡され、市民たちは壮麗なゴシック建築の教会に列を成して詣でるのだ。教会正面で、長さ1mもある長いロウソクを売っていた。これを買い求め、携えて中に入って行く。このロウソクが、感謝と安寧を願う象徴なのだという。

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 教会に入ったとたん、歌うように言葉を解き放つ威厳に満ちた声が響いてきた。司祭によるミサの最中だった。以前に来たときは静かで落ち着いた教会という印象だったが、さすがに祭りの当日は、全く異なった熱気が漂っていた。

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 入口近くには、特設された大きなロウソク立てが置かれ、何十本もの長いロウソクが炎をゆったりと揺らめかせている。炎に近づいた子供のほおが赤く染まり、好奇心に燃える瞳がきらきらとまたたく。

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スーパーよさこい2008

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 原宿周辺を舞台にして開催される「原宿表参道元気祭・スーパーよさこい」は、今年で8年目。すっかり夏の恒例行事として定着したようです。先週末にその様子をのぞいてきました。ピックアップをご覧下さい。

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 表参道、代々木公園、NHK前など6か所で踊りが展開されましたが、ここはNHK前ストリートの模様です。

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 北は青森県から西は佐賀県まで、91チームが参加しました。

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 時折雨のぱらつくあいにくの天気でしたが、踊りの熱気はそれを吹き飛ばすほどの熱さでした。

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 なかには優雅なたたずまいの踊りも・・・

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 見ているだけで、元気をもらえる祭りでした。

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もう一つの祇園祭3

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 田島祇園祭の締めくくりは、女性たちのスナップなどの紹介です。笑顔がとても魅力的なお嬢さん。

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 行列終了後の記念写真。これだけ花嫁姿が揃うと、さすがに壮観です。

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 子供たちの表情も晴れ晴れとしています。

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 島田に角隠しをつけた日本髪は優雅の一言!

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 こちらの女性からは、凛とした気品さえ漂います。

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 行列・神事が終わり、帰路に着く人たち。のどかな雰囲気でした。田島祇園祭は毎年7月中旬に行われます。来年は皆さんも是非お出かけ下さい。

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もう一つの祇園祭2

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 祭りでは、夕方から夜にかけて屋台が運行され、子供歌舞伎が上演されます。これは源平の戦いで敗れた平家の末路を演じています。役者は地元の小学生から高校生たち。

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 長期間にわたって練習した成果を観衆にお披露目しています。戦後しばらくは後継者難から途絶えていましたが、平成6年に120年ぶりに復活し、現在に至っています。

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 こちらは地元の城・鴫山城の盛衰を描いた物語です。

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 夕刻の屋台。町内を4台の屋台が子供たちを乗せて練り歩きます。

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 夜になると、屋台は一層の輝きを増して、祭りは佳境を迎えます。

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もう一つの祇園祭1

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 祇園祭というと京都と小倉が有名だが、実はもう一つの祇園祭がある。先日その祇園祭に行ってきたので、早速紹介しよう。福島県・会津。会津若松市の南にある南会津町で、毎年7月に行われるこの祭り「田島祇園祭」は、820有余年の歴史を持つ。中でも五穀豊穣を祈念する七行器行列は国の重要無形民俗文化財に指定されており、花嫁姿の女性たちが優雅に行列する姿は、まさに絢爛たる華やかさにあふれている。その模様をどうぞ!

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 まずは着付け。当日の午前3時前から美容院に行き、未婚女性は「島田」既婚女性は「丸まげ」に髪を結う。普段は活発な女性もこの瞬間から優雅に変身する。

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 今年は地元の学校で英語を教えるALTの外国人先生も参加。行列出発前の記念撮影。

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 花嫁姿の女性との“国際交流”も 見受けられた。

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 子供たちも着飾って、出を待つ。

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 いよいよ七行器行列の出発。かみしも姿の男性陣が先陣を受け持つ。

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 七行器(ななほかい)とは、7つの器のことで、お神酒、赤飯、鯖などの神に奉納する供物を入れて神社に運ぶ儀式だ。

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 女性たちの凛とした姿に、沿道を埋め尽くした観衆からは大きな拍手が沸いた。(続く)

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おはら祭

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今日は、イタリアとは全く無関係ですが、渋谷の道玄坂と文化村通りで「渋谷・鹿児島おはら祭」というイベントに出会ったので、ちょっとだけ写真を掲載します。

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実は今年で11回目だそうで、53組の「連」が参加して休日の繁華街を「おはら」のメロディと踊りで埋め尽くしました。

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踊った人数は3000人以上でしょう。とてもさわやかなイベントでした。

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