日本の風景

広島・原爆投下の日4

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 夕闇に青白く浮かび上がる原爆ドーム。見つめていると、自然に「人類とは・・・」といった複雑な思いが胸の中に立ち上がってくる瞬間でした。

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 元安川の対岸から眺めたドームと灯篭流しの風景。多くの人たちが暑さも忘れて岸辺に集まっています。

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 一時雨がぱらつきましたが、かすかに青空ものぞいて胸騒ぎを覚えさせるような雲の動きが印象的です。

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 最後に、翌日の朝もう一度訪ねた公園の花のある風景です。第二次世界大戦関連で、「負の遺産」として世界遺産に登録されたのは、この原爆ドームとポーランドのアウシュビッツ強制収容所の2つです。どちらも決して忘れてはならない人類の傷跡・・・。

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広島・原爆投下の日4

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 午後7時を過ぎ、ライトアップが始まりました。ドームの姿も元安川を挟んで平和記念公園側からの、見慣れた角度ではなく、反対側から見ると、このような広がりのある形が浮かび上がります。向かって右側の輪郭は、ローマのコロッセオを思い出させるようなフォルムに・・・

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 灯篭流しが始まりました。昭和23年、原爆投下から3年後の8月6日に手作りの灯篭を流したのが始まりとのことで、現在は地元市民だけでなく誰でも色紙にメッセージを記入して参加することができる。年に1回の祈りの催しです。

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 暗くなるにつれて、川面を流れる灯篭の列が光を増して、長く長く続いて行きます。

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 ドームを囲むように、もう一つの光のイベントが展開される。牛乳パックで作ったメッセージ入りのキャンドルが、ぐるりと光の輪を描く「ピース・キャンドル」。これも今年で13回目だとか。「平和」の文字がいくつも見受けられます。

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広島・原爆投下の日3

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 慰霊碑とドームを結ぶ線上に「平和の灯」と題された灯火台があります。この灯は地球上から核兵器がなくなるまで燃やし続けるという願いを込めた灯だという。

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 平和記念資料館に入ってみました。原爆投下の8時15分で止まった時計の大きなパネルが目を引きます。

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 この中にも原爆ドームの模型が展示されていました。

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 前回紹介した佐々木禎子さんが折った折鶴の実物が、ここに展示されています。

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 資料館の南側にある「嵐の中の母子像」。ここにも平和を願う折鶴が捧げられています。

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広島・原爆投下の日2

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 平和記念公園の一角に「原爆の子の像」があります。この像のモデルは佐々木禎子さんという少女です。彼女は2歳のときに爆心地から2キロの自宅で被爆しました。その時は外傷もなく、元気に成長しましたが、10歳で白血病を発病、8ヶ月の闘病の末に亡くなりました。病床で回復を願って毎日、薬の包み紙や包装紙などで鶴を折り続けました。その数は1300以上にもなったということです。懸命に生きようとした彼女の物語は、ヒロシマの悲劇の象徴として今でも語り継がれています。

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 この日も公園で禎子さんの物語を語る催しが行われていました。その後方で当日の新聞を読む女性の姿もありました。

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 かすかに赤味のさす夕空に向かって、折鶴を掲げた少女の像が浮かび上がります。

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 平和記念資料館の壁面には式典の名称が大きな文字で掲示されていました。祈りの泉と名付けられた館手前の噴水が、その文字を霞ませていました。

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広島・原爆投下の日1

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 日本人として一度は行かなくてはと思っていた広島に、やっと行ってきました。あの原爆投下から64年目の8月6日。平和記念公園を歩きました。慰霊の式典は終了した後でしたが、平和への願いのこもった濃厚な空気が支配していました。

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 公園に入る手前には、旧広島球場があります。ここは無料開放されており、中の部屋のいくつかには無数の折鶴が飾られてありました。三塁側スタンドの上方から原爆ドームが望めます。

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 丹下建三設計による原爆死没者慰霊碑の前には、式典終了から数時間経っていたが、それでも慰霊の列が出来ていました。この一年間に亡くなった原爆死没者の名簿がこの慰霊碑に納められ、死没者は合計26万3949人。

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 式典で秋葉広島市長は、今年4月にオバマ米大統領がチェコで行った「核兵器のない世界」提唱を受けて、核兵器廃絶を支持する多数派を「オバマジョリティ」と表現していました。碑文には「安らかに眠ってください 過ちは繰り返しませぬから」と刻まれています。この祈りの場所から、一直線で原爆ドームの建物が見通せます。

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横浜・みなとみらい

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 この連休、横浜・みなとみらい地区を散歩してきました。我が家から近いので何度も通っている場所ですが、この日は天気も良くわりとすっきりした絵が撮れたので、ご覧下さい。まずは全景から。

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 ランドマークタワーの脇に夕陽が沈んで行きます。風が強かったのですが、その分雲が吹き払われて空のオレンジが冴えています。

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 最近出来たホテルのゲートがライティングされており、そこから見るビル群とのコントラストが面白い風景を演出しています。

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 ゲートをくぐって桜木町方面に歩いていくと、観覧車の姿が大きくクローズアップされます。なぜか私には、観覧車は淡い恋のイメージと重なってしまいます。

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 歴史を紡いで役割を終えた帆船・日本丸の後方には、現代を象徴するようなビル群がそびえます。横浜は今年開国150年で博覧会が開かれていますが、港の歴史変遷の一端がこの光景にも垣間見えるようです。

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桜 六義園2

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 六義園では3月末までライトアップを実施していました。夜桜もまたしみじみとした風情を感じます。

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 「世の中は 三日見ぬ間の 桜かな」という歌があります。三日もたつと満開だった桜もあっという間に散り始めてしまいます。それはめまぐるしい世の中の動きのようだという例えですが、ここでも散り始めた花びらが、地面に広がっていました。

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 一方で、桜の花は百年前も今も、この季節になると変わらずに美しい花を我々に見せてくれます。ある意味で不変性をも感じさせてくれるのが、自然の尊さでもあるような気がします。将来、百年後も我々の子孫たちにその可憐な美しさを見せてくれることを願うばかりです。

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 帰り際に振り返ると、このような妖艶な姿で見送ってくれました。春という季節に感謝です!

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桜 六義園1

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 春爛漫、先日桜を見に六義園に行ってきました。満開のしだれ桜をご覧頂きましょう。この庭園は元禄15年、柳沢吉保が築園した代表的な大名庭園で、入口近くにあるしだれ桜が特に有名です。

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 正面入口から入ると、内庭大門からその桜の木が姿を現します。明治時代は三菱の創業者である岩崎弥太郎の別邸となり、昭和に入って東京都に寄贈され、国の特別名勝に指定されています。

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 園内には桜の木は意外に少なくて、5~6本というところですが、一番奥まった吟花亭跡付近にあったこの桜の木が、とても風雅で印象的でした。

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 天気も快晴で、花びらが陽光にきらめいた様子にうっとりしながら、「ああ、やっぱり私も日本人だなあ」と、妙に納得してしまいました。

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奈良への旅3

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 翌日は斑鳩に行きました。法隆寺の手前にある法起寺は聖徳太子が法華経を講説したという岡本宮を寺に改めたもの。太子が建立した七つの寺のうちの一つで、三重塔としては日本最古(606年)。もう少しで稲穂が出ようという水田に囲まれたまさに日本の原風景とのいえる印象深い景色でした。

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 じっと見つめているうちに、風になびいた雲が美しい波紋を描きました。

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 帰りがけに、興福寺の夜景を一枚。この五重塔は730年の建立ですが、5回も焼失し、現在のものは1426年に再建されました。法起寺もこれもいずれも国宝です。

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 最後はやっぱりこれでしょう。興福寺の至宝、国宝館にある阿修羅像。少年のような若々しさの中に漂う張り詰めた緊張感。だれもが魅入られてしまう日本が誇る珠玉の仏像です。ただし、撮影は禁止なので複写したものです。

 また、時々は日本の風景を紹介しようと思っています。

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奈良への旅2

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 奈良の2回目は、東大寺です。東大寺といっても若草山のふもとにいくつもの建物があり、ここは3月の修二会(お水取り)行事で有名な二月堂。ここから眺める奈良の風景はまさに絶景です。

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 山から下りて鹿のいる奈良公園に差し掛かった頃、夕陽が生駒山方面に沈んで行きました。東大寺大仏殿の屋根がちょうど手前となり、雄大なシルエットを浮かび上がらせました。

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 日没後、大仏殿の前にある南大門へ。ここには国宝の金剛力士立像が二体ありますが、こちらは湛慶作と伝えられる吽形ですね。

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 南大門と大仏殿の間にある鏡池の前で大仏殿の夜景を眺めました。イタリアの教会などのライトアップとは違って強烈なインパクトはありませんが、夜の寺社もなかなか風情があります。

なお、友人のshinkaiさんのブログで、私の写真を掲載してもらっています。今回は南イタリアのバロック都市「レッチェ」。イタリアの教会の夜景も何枚かありますよ。右側「お気に入りブログ」欄の「イタリア・絵に描ける珠玉の町村・・・」をクリックしてくださいね。

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奈良への旅1

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 今回はイタリアをしばし離れて、日本の風景を掲載します。先日奈良へ旅する機会があり、その美しさを再認識しました。まずは典型的な古都の風景。薬師寺に昇る朝日が手前の大池をこんなにも赤く染めていた。

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 薬師寺東塔の先端に飾られた水煙の美しさは、格別なものがある。

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 こちらは春日神社。提げられた灯篭の配列から、リズミカルな響きが聞こえてきそうだ。

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 奈良といえば、鹿。その角が逆光を受けると輪郭が優雅に浮かび上がる。

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