ヨーロッパの風景 オランダ・キューケンホフ公園2
チューリップは16世紀にトルコからヨーロッパに渡ってきましたが、たちまち人気となり、全盛期には球根1個が1haもの土地と交換されるといった投機の対象になることもありました。
チューリップ畑が広がる公園周辺。少し肌寒いくらいの気候でしたが、心安らぐ風景が展開されていました。
オランダといえば風車。公園内にもちゃんと風車が設置され、その前で団体客が合唱をしていました。鎖国時代にはわずかに長崎の出島でオランダとの交易がなされていましたが、その影響か現在の日本語のなかにオランダ語由来のものがいくつもあります。ランドセル、スコップ、ブリキ、おてんばなどがそのようです。
うろ覚えなんですが、確かこの花の名前は「デルフト・ブルー」だったと思います。デルフトといえば、あのフェルメールの故郷。彼の代表作「青いターバンの少女(真珠の耳飾りの少女)」のターバンの青からの連想でこの名前が付けられたのだと、容易に想像出来ますね。
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