チヴィタの町散歩・コンクール入賞「モンサンミシェル」
日が差してきた。ちょっと街中を散歩してみよう。この道はドゥオモ広場から奥に行く一本道。荘厳の聖母通りというとてつもなく立派な名前が付いている。
民家の玄関にあったピエタ。小さな町全体がまるで旧約聖書にでも出てきそうな古代の集落を連想させる場所だ。
こちらの家の壁には今まで見たこともないような可愛い聖母子像。親しみやすいマリア様だ。背景の、教会のある風景はまさにチヴィタの風景だから、地元の人が制作したのだろう。
数分も歩くと、もう行き止まりになってしまった。奥の山肌も荒涼としている。
南側の外れにはしゃれたテラスのある家があった。こんなところに住んでみたい。ただし、ずっとは飽きてしまいそう。1ヶ月くらいかな。
門の先端が空を突き刺しているみたい。
北側の谷の先には別の集落がみえる。バスで来る時はその町を経由してきたが、あちら側から見るチヴィタの景観はまた違った断崖の印象を与えてくれる。
夕陽の色を強調したイメージショットを試してみた。
一回りしても20分ほどか。すぐドゥオモ広場に戻ってきてしまった。
お知らせです。JALが主催する第一回世界絶景フォトコンテストという催しに試しに写真を送っておいたのですが、先ごろJALから、ネット投票の結果6位入賞したという連絡が届きました。1000点近い応募があったようなので、素直に喜んでいます。
応募写真はモンサンミシェルの風景です。ブログではまだモンサンミシェルはアップしていませんので、この機会に少しだけ掲載しましょう。
これが受賞作の「モンサンミシェルの夕景」です。
昼の晴天の時はこんな風にくっきりと美しい姿を現します。
早朝、まだ日の昇る前は、島は青いかすかな霞みの中にあります。
朝日は上ろうとする時間帯、先ほどとは対照的に周辺全体が赤く染まります。こんな変化に富んだ風景がモンサンミシェルの素晴らしさでしょう。
後日、ここの特集も考えています。
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