瀟洒なブロワの街並み
ブロワ城の高台から街並みを見下ろすと、美しい情景が広がっていた。
展望スペースからすぐ目の前に、城郭と見間違うような立派な建物がある。サン・ニコラ教会だ。すぐそばにロワール川が流れている。
傾斜の急な屋根を持つ街並みが続く。
ちょっとおとぎの国のような雰囲気だ。
道端に停車中の車のリアウインドウにはブロワとシャンボールの城の写真が張り付けられていた。聞くと、観光案内所の車だった。
城の向かいの建物で、何やら怪物の叫び声のようなものが聞こえる。近づいてみると、怪獣が窓から首を出して動いていた。実はここはマジックの館。そのデモンストレーションだった。
城の入り口にはためく旗。ここにいる人物は、左端がフランソワ1世、隣りがカトリーヌ・ド・メディシス、あとはルイ12世らかも。
城近くにもう1つ立派な教会、サン・ヴァンサン教会がある。
入って見ると、比較的簡素な主祭壇の中央に、優しい像がクローズアップされるように収まっていた。マリア像だろうか。装飾はほとんどなく一体の像がすっぽりとはまっていて不思議な感じ。
近くの礼拝堂には、こちらはわかりやすい聖母子像。
ステンドグラスはかなり新しいもののようだ。
ほっとするようなやさしい尼僧の絵が。
こちらはリアリティたっぷりのピエタ像。
外に出ると、教会の塔がうろこ雲に刺さるように突き出ていた。
夕方、ホテル近くの館の門の奥に夕陽が沈んで行った。この日の日没は午後9時57分。
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