フランス・ヴェルサイユ

ヴェルサイユの花火と宮殿のライトアップ

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 花火のベターな鑑賞場所はないものか。宮殿に近い階段が正面で見られるポイントなので、その付近に行ってみたが、もう人で一杯。端の方に移動しながら、隙間を探した。

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 ちょうど背の低い女性たちのグループの後ろが少しだけ空いていたので、そこにスタンバイした。

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 花火の開始時間は午後10時50分。それまで、大聖堂のプロジェクションマッピングなど午後11時開始のイベントも見てきたので、時間に違和感はなし。もちろん日没が午後10時くらいだから、十分に空が暗くなるにはそれだけ待つ必要があるのだが、一方でヴェルサイユからパリのホテルまで帰るには、少しでも早く引き揚げて終電に間に合うようにしなければならない。多少は緊張感の伴う時間帯だ。

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 いよいよ花火スタート。始まって見ると、やっぱり前のご婦人の頭が動くのでしばしば花火が隠れてしまう。それでもどうにか写真を撮ることが出来た。

 花火の規模は日本と比べればそれほど派手でもなく、おとなしい感じ。でも、ここがヴェルサイユだという付加価値がある分、楽しさもプラスされるかな・・・。

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 青色のきれいな花火が上がった。

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 光が車輪のように並ぶ瞬間も。

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 風に流されながらも、大輪の華が出来た。

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 アップで撮ると爆発したような形になった。

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 同じ白い光でも、こちらは繊細な感じ。

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 ストロボのようにパッ、パッと光っては消える。

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 だんだん終盤になって豪快な花火も続く。

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 マリー・アントワネットもこんな花火を見たのだろうか?

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 弾けて広がる時の放射具合は、何度見ても面白かった。

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 午後11時5分、あっという間に花火は終了した。さあ、帰ろう。これなら十分終電に間に合う。でもあっけなかったなあ。

 帰りがけ、正面にライトアップされたヴェルサイユ宮殿が輝いていた。さすがに堂々とした風格十分の姿だ。

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 宮殿からRERの駅までは結構ある。急ぎ足で駅へ。15分ほどで到着。電車は超満員で出発が少し遅れたが、オステルリッツ駅まで直行、そこから地下鉄に乗り換えて午前1時前にはホテルに着くことが出来た。



































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ヴェルサイユにピンクの噴水が上がった

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 周囲がかなり暗くなってきた。ここはサトゥルヌスの噴水。

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 中央にサトゥルヌスが位置し、妖精たちが回りを取り囲む構成になっている。

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 広いスペースの鏡の噴水に到着した。ここは噴水の水に色が付けられていた。

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 淡いピンクに色づきはじめ・・・

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 濃厚なピンクに変わって行く。

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 噴水の形も様々に変化して飽きさせない。

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 しぶきが上がり、こちらにまで水滴がはじけそう。

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 この噴水はルイ14世時代、1702年に発注されたものだという。

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 色や形の変化が面白いせいか、この噴水の周りが一番観客が多かった。

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 ピンクが続くと、かえって無色の水がすっきりと美しくも見える。

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 かなり宮殿近くまで戻ってきた。ここはバッカスの泉水。のども渇いてきた。バッカスは酒の神。噴き上がる水がワインだったらいいのになあ。

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 ほぼ宮殿前の広場に近づいた。回廊のライティングが面白い。

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 こちらはラトナの泉水。ラトナは太陽神アポロンの母の名前だ。

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 彫像もライトアップされ始めた。青く暮れて行く空をバックに、像が白く浮かび上がる。

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 昼とはまた違った幻想的な姿が印象的だ。

 さあ、いよいよ花火の時間が近づいた。でも、やっぱりビューポイントには人があふれている。どこか隙間はないだろうか・・・。











































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広大な庭園での噴水ショー

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 セレナーデショーの後は、ヴェルサイユの広い庭園に出た。ルイ14世のお抱え庭師ル・ノートルが手掛けた。面積100万平方メートル以上、全くその端がどこにあるか見当もつかないほどの広さ。あちこちに大小さまざまな噴水が設置されている。ヴェルサイユの近辺には川がない。そのため噴水の水は10キロも離れたせーヌ川から巨大な揚水機で運びこんでくるという。設計者ル・ノートルは、パリのチュイルリー公園も手掛け、当時は「公園の王」と称された。

 庭園に出てすぐに目に入ってきたのは、大きなピラミッドの噴水。高さ6~7mはありそうだ。

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 近づくと、トリトンの姿もあった。

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 午後10時近くになってもまだ十分に明るい。庭が広い分だけ空も広く感じられる。

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 その空を見つめる彫刻。

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 どこからかシャボン玉が流れてきた。

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 アポロンの噴水の前まで来た。ここから宮殿側を振り返ると、壮大な宮殿も小さめに見える。

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 庭園内に仕掛けられた装置から炎が上がった。噴水ショースタートの合図かも。

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 アポロンの噴水が高く噴き上がる。

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 太陽神アポロンの伝説に基づいて造られた彫刻群は、ルイ13世の指示による。

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 ようやく日没。わずかに空の一部がほんのり赤くなった。晴れていればこの方向に素晴らしい夕陽が見られるかもしれないと期待していたのだが、残念。

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 噴水にも照明が入り、像が光り出した。

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 宮殿にも照明が点灯。よく見ると宮殿前に凄い人が集まってきている。そうか、花火を見るにはあの場所が1等席なんだろう。あちらに戻らなくてはならないかも。出遅れちゃったかな。

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 戻る途中、レーザー光線が照射された場所もあった。

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 マニエリスム風な彫刻像の向こうに三日月が顔を出していた。
































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ヴェルサイユのセレナーデショー

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 ジャパンエキスポの翌日、今度は18世紀の世界を探訪に出かけた。行き先はヴェルサイユ。夏場の週末に、夜間噴水ショーと花火のイベントが開催されるのだ。これは出発前にネットで予約していた。当日だと長い行列に並んで切符を買わねばならないからだ。この日は朝から雨模様、ひょっとして中止になるかもと心配しながらだったが、ヴェルサイユに到着する頃には、やっと雨も上がっていた。RERのリヴゴーシュ駅から歩くこと15分。ルイ14世の騎馬像の出迎えを受け、中に入る。

 まずはセットで申し込んだセレナーデショーの会場へ。宮殿内の広間に入ると、中世の衣装を着た女性と古楽器奏者が控えていた。

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 最初に男装の女性が人形を使って挨拶。

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 ユーモラスな格好で観客を和ませた。

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 次に歌が始まった。ソプラノ。朗々と歌い上げる。

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 ヴェルサイユ最盛期時代の歌だろうか。しばし心落ち着く時間を過ごして、我々は広い回廊に案内された。

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 あの有名な鏡の回廊。長さ73m、幅10.5mという華麗なスケールの回廊だ。

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 大きなシャンデリアがいくつも下がり、それらが鏡に映ることで何倍にも増幅されて回廊を照らし出す。

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 そこにダンスの踊り手たちが入場してきた。タイトルは「王のセレナーデ」。貴族たちの舞踏会の模様を再現したショーだ。

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 王と姫と従者たち、といった構成のようだ。

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 王の許へ衣装替えが終わった姫が近づいて行く。

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 そして舞踏会の始まりだ。

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 優雅にまたユーモラスに、踊りは何種類かに分けて展開される。

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 芝居仕掛けの大勢の乱舞。ただ、回廊は暗く、外からの光が完全な逆光になってしまって、写真撮影には最悪の環境だった。

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 最後はコミカルな服装による陽気なダンスで幕を閉じた。

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 ショーが終わると、いくつもの部屋を通り過ぎて入場した時とは反対側の出口に誘導された。

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 その途中、会食の間にはマリー・アントワネットと子供たちの絵が掲げられていた。1番左が長女マリー・テレーズ、右端が長男ルイ・ジョセフ、母の膝に抱えられているのが二男ルイ・シャルル。ジョセフが指差している空っぽの揺りかご、実はここには王女ソフィアが描かれていたのだが、制作途中に死亡したため消されてしまったという。また、ジョセフは8歳で病死、シャルルも幼くして亡くなり、母アントワネットはフランス革命によって断頭台の露と消えた。実に悲劇的な家族の絵だ。































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