欧州中央銀行の建つ“マインハッタン”・・・フランクフルト
フランクフルトは欧州中央銀行の存在で象徴されるように、経済の街だ。
それを反映するかのように、市街地には超高層ビルが林立している。通常、旧市街地には大聖堂の塔よりも高いビルは規制されるのだが、ここは例外の街。95mの大聖堂よりも高いビルがずらり。
この風景は、ニューヨークのマンハッタンになぞらえて「マインハッタン」と呼ばれる。以前にも紹介したように、フランクフルトという地名はドイツ国内に2つあり、こちらはマイン川の沿岸にあることから「フランクフルト アム マイン」が正式名称になっている。そのマインをもじったニックネームだ。
そんなビル群を、散策ルートに沿って別角度から見てみよう。これはシュテーデル美術館に行くために渡ったホルバイン歩行者専用橋越しの風景。
その橋から反対側のマイン川を望む。左側の高い塔が大聖堂だ。
レーマー広場手前のアイゼルナー橋から見た市街地。
繁華街に入るとブランドショップが並ぶ。そんな通りで見かけたファッショナブルなポスター。
精巧な家の内部を模型化した展示もあった。
雨が降ってきた。ぼちぼち駅に向かおう。
こんな天候でも輝くようにそびえ立つビルがあった。
見上げると顔に雨が痛いほどにぶつかる感じになってきた。
土砂降り状態!
普段はビジネスマンたちも憩う中心部の公園も、この時ばかりは無人だった。
ビルの軒下でしばし雨宿り。合間を縫って中央銀行のお決まりのショットを抑えて駅に駆け込んだ。
欧州中央銀行の業務は、実は別の新しいビルに移転したらしいが、ユーロのマークだけはまだここにあった。
これで、フランクフルト編は終了です。次回からは年末恒例となった「よさこい」のエネルギッシュな写真を連載する予定。新年からまた、ドイツ旅を再開します。
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